エル・カンタンテ 作品情報
えるかんたんて
1960年台初頭、歌手になることを夢見て、17歳のエクトル・ラボー(マーク・アンソニー)は故郷プエルトリコからニューヨークにやって来た。情感溢れる美声でナイトクラブに集まる人々を魅了、1967年にはラテン音楽の新進レーベル、ファニア・レコードからウィリー・コローン(ジョン・オルテス)と共にアルバム「El Malo」をリリースする。その後、彼はサルサムーブメントに乗って瞬く間にスターへの階段を駆け上がっていった。しかし、輝かしい成功の影で、私生活は破滅の一途を辿っていく。ドラッグや酒に溺れ、かけがえのない家族を失い、やがて自殺未遂まで引き起こしてしまう。20年間連れ添った妻プチ(ジェニファー・ロペス)ですら、彼を深い闇から救い出すことはできなかった。だが、エクトルはいかなる時も人生を歌い続けた。そして人々は彼を愛し、求め続けた。エクトル・ラボーこそがまさに、歌手の中の歌手“エル・カンタンテ”なのである……。
「エル・カンタンテ」の解説
伝説のサルサシンガー、エクトル・ラボーの生涯を「ピニェロ」のレオン・イチャソ監督が映画化。主演は、サルサ歌手であり「マイ・ボディガード」など俳優としても活躍するマーク・アンソニー。彼の妻には、実生活でもパートナーであり本作のプロデューサーも務める「ボーダータウン 報道されない殺人者」のジェニファー・ロペスが扮している。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2009年7月25日 |
---|---|
キャスト |
監督:レオン・イチャソ
出演:マーク・アンソニー ジェニファー・ロペス ジョン・オーティス ヴィンセント・ラレスカ ロミ・ディアス マニー・ロペス |
配給 | アートポート |
制作国 | アメリカ(2006) |
年齢制限 | R-15 |
上映時間 | 114分 |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「邦画!邦画!邦画!」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2009-08-06
ルンバ・ボンバ・プレーナ等々ご機嫌なリズムの集約…サルサ! ひたすら破滅に突き進む男と底抜けに明るい音楽が交差。 迫力あるライヴシーンと暗転する独白。 画面も音楽もメリハリ効いていてお薦めです。