ダイアナの選択 作品情報
だいあなのせんたく
コネチカット州の郊外。地元の高校に通う17歳のダイアナ(エヴァン・レイチェル・ウッド)は、未来の見えない自分の人生に焦りを感じ、周囲に反抗的な態度を取っていた。学校でもトラブルメーカー扱いされる彼女の前に現れたのが、クラスメイトのモーリーン(エヴェ・アムーリ)。品行方正なモーリーンとダイアナにはまるで共通点がなかったが、なぜか気が合い、親友になっていく。ある日、2人は女子トイレで恋愛話に盛り上がる。モーリーンは片想いの男子からデートに誘われたといって大喜び。一方、ダイアナが思いを寄せる相手は、“未来の自分をイメージすることで、現在を前向きに生きられる”との講演に感銘を受けた哲学教授のポール・マクフィー(ブレット・カレン)だった。お互いの将来に思いを馳せていたその時、校内でクラスメイトによる銃乱射事件が発生。恐怖に震えるダイアナとモーリーンの前に、銃を持った男子学生が現れる。“どちらか1人を殺す”という彼の問いに、“どうしても殺すなら、私を殺して”と答えるモーリーン。だが、ダイアナは彼女の手を離してつぶやく。“殺さないで”。15年後。美術教師として働くダイアナ(ユマ・サーマン)は、大学教授の夫ポールと娘とともに幸福な家庭を築いていた。だが、充実した日々にあっても、銃乱射事件の暗い思い出はダイアナの心から離れない。モーリーンの手を離してしまった一瞬の悪夢を思い出しては、頬を涙で濡らしていた。事件の追悼式当日。自分の過去と向き合おうと、会場の高校へと向かったダイアナ。花束を手に女子トイレの扉に手をかけたその時、携帯電話が鳴る。娘が行方不明になったという連絡に、雨の中、必死に森の中を探すが……。
「ダイアナの選択」の解説
アカデミー賞3部門ノミネートの「砂と霧の家」でデビューしたヴァディム・パールマン監督が手掛けたヒューマン・ミステリー。見るものの予想を覆す衝撃のラストに注目。主役のダイアナの17歳を演じるのは「アクロス・ザ・ユニバース」のエヴァン・レイチェル・ウッド、30代のダイアナ役には「キル・ビル」のユマ・サーマン。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2009年3月14日 |
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キャスト |
監督:ヴァディム・パールマン
原作:ローラ・カジシュキー 出演:ユマ・サーマン エヴァン・レイチェル・ウッド エヴァ・アムーリ ブレット・カレン ガブリエル・ブレナン オスカー・アイザック ジャック・ギルピン ジョン・マガロ |
配給 | デスペラード=日活 |
制作国 | アメリカ(2008) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 90分 |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。
P.N.「ただひろたかママ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2009-06-05
いい映画でした。見終わってすぐには、訳がわからず、アレッ、って感じだったのですが、ダイアナの精神的な成長、というか、人間性みたいなのが、後からジワジワ感じられて、感動しました。自然の描写とともに、心に残っています。