ザ・クランプス 精神病院ライブ 作品情報
ざくらんぷすせいしんびょういんらいぶ
ロック・シーンに多大なる影響を与えたバンド『ザ・クランプス』の伝説のライブを映し出す音楽ドキュメンタリー。ザ・クランプスとは、ガレージ・ロック、パンク、そしてサイコビリーのパイオニアとして、30年以上に渡り現役として活動を続け、ラモーンズやメテオスと並び常にリスペクトを受けるパンクバンド。1976年、ニューヨークにてラックス・インテリアとポイズン・アイヴィの悪趣味変態夫婦を中心に結成される。1977年、アレックス・チルトンをプロデュースに迎え、ロカビリーの誕生の地メンフィスにてレコーディングを敢行。当時、1950’S,1960’S ロックはニュージェネレーションにとって、もはや遺物に過ぎなかったが、クランプスは時代を逆行するかの如く古き良き時代の悪ガキどもが愛したチンピラロックを墓場から蘇らせた。それまで封印されていた無数のオブスキュアな音塊を見事に消化し、キッズを狂気のどん底に陥れた功績は大きい。度重なるメンバーチェンジはあるものの、クランプスは一貫して不動の地位を保っている。1978年6月、ニューヨークのパンクバンド『ザ・クランプス』がカリフォルニア、ナパ州立精神病院において大勢の患者達を前にフリー・ライブを開くことを決定。最初は呆然とライブを見ていた患者たちだったが、2曲目の途中若い女性患者が突然ステージに登り絶叫をあげると、それまでおとなしかった患者達は解放され、自由気ままに踊り狂い、リズムを無視してヘッドバンキングする男、ふらふらとステージを這い回る老人、マイクを奪って絶叫を繰り返す女たち。 『ヒューマンフライ』を演奏する頃には患者達の熱気も最高潮、ナパ病院は真のカルト・ロックンロールショーの伝説を生みだしたのであった……。
「ザ・クランプス 精神病院ライブ」の解説
ロック・シーンに多大なる影響を与え続けているバンド『ザ・クランプス』の伝説のライブをつづったドキュメンタリー。1978年6月、カリフォルニア、ナパ州立精神病院において大勢の患者達を前に行われたもので、始めは呆然としていた患者達が次第に解放されていき、熱気に包まれる様が収録されている。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年1月12日 |
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キャスト | 出演:ラックス・インテリア ポイズン・アイヴィ ブライアン・グレゴリー ニック・ノックス |
配給 | SCREAMING RECORDS |
制作国 | アメリカ(1978) |
上映時間 | 20分 |
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