フロストバイト 作品情報
ふろすとばいと
第二次世界大戦下のスウェーデンのちいさな寒村。敗走するドイツ兵たちは、ある廃屋で何者かに惨殺されてしまう。時は過ぎ、現代のスウェーデン・ラップランド地方の小さな町に舞台は移る。17歳の高校生サガ(グレーテ・ハヴネショルド)と母親で精神科医のアニカ(ペートラ・ニールセン)親子が引っ越してくる。アニカは遺伝学の権威であるゲルハルト・ベッカート(カール=オーケ・エリクソン)教授に師事するべくこの町にやってきたのであった。無事にベッカート教授に師事を受けることができるようになり、アニカは胸をなでおろす。それと同時に、何かその病院に邪悪なものも感じていた。一方サガは、新しい学校で早速ベガ(エンマ・T・オーベリィ)という女の子と友達になる。やや抜けたところのある彼女だが、ヘッドフォンがトレードマークのヨン(ニコラス・グローンベルグ)たちとパーティーを企画しており、サガもすぐにその輪に加わることになる。その頃、アニカのいる病院では、研修医のセバスチャン(ヨーナス・カールストロム)が教授の秘密の薬、赤い錠剤を手に入れてしまう。セバスチャンはその薬を持ち出したまま、婚約者であるコーネリア(ヌーリ=エル・リファイ)との会食に出かけ、そこである異変に気付く……。赤い錠剤が盗まれてから、小さな町に不可解な死と事故が起きはじめる。ひとり、またひとりと人々がヴァンパイアへと豹変していく。大自然に溢れた白夜の町が、ヴァンパイアの手によって恐怖の底に落とされていく。
「フロストバイト」の解説
北欧の小さな町を恐怖と戦慄に陥れるヴァンパイア……2006年ファンタスポルト映画祭最優秀映画賞を受賞したスウェディッシュホラーの快作。監督は長編映画デビュー作となったアンダシュ・バンケ。出演はペートラ・ニールセン、「ロッタちゃんと赤いじてんしゃ」のグレーテ・ハヴネショルド、カール=オーケ・エリクソン他。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年7月28日 |
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キャスト |
監督:アンダシュ・バンケ
出演:ペートラ・ニールセン カール=オーケ・エリクソン グレーテ・ハヴネショルド ヨーナス・カールストロム ペール・ローフベリィ エンマ・T.オーベリィ |
配給 | リベロ |
制作国 | スウェーデン(2006) |
上映時間 | 96分 |
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