ラフ・カット&レディ・ダブド 作品情報
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1978年のイギリス。パンクのアイコン的存在であるセックス・ピストルズが解散した。ジョー・ストラマー率いるクラッシュの音楽性が少しずつ変わり始めていた時代。“パンクは終わった”と言われたこの時代に、よりラディカルでハードコアなメッセージを掲げた新たなパンク・ムーヴメントが生まれていた。しかし若者たちは苦悩していた。パンクの未来、バンドの将来、名声と成功への反発、商業主義への反抗、スキンヘッズとモッズとの対立…。1978~81年のUKパンク/ニューウェイヴ黎明期を生々しく切り取り、新しい音楽が生まれる瞬間をつぶさにとらえた唯一無二のパンク・ドキュメンタリーが、25年の時を経て遂に日本で初公開! 若干20歳の2人の監督が撮影を始めた1978年は、パンクの後の音楽を模索していた時代だった。2トーン・スカが流行し、モッズが復活し、Oi!パンクが生まれた。それまでとは異なる新しい音楽が生まれる活気に満ちた時代を映画に収めたかった、と監督は話す。ミュージシャン、批評家、パンクスたちは自分と同じ世代の監督に心を開き、その結果ここに若者の真実の言葉が刻まれることとなった。最小限の機材で撮影された本作は、まさにパンクの精神と同じ“DIY”精神で作られた。予想していたよりはるかに長い4年の歳月をかけて映画はようやく完成。その後長く眠ったままになっていたが、最新の技術によってフィルムを修正し、25年後、撮影当時と変わらない鮮やかな姿で蘇った。ロンドン・パンク30周年記念、スティッフ・リトル・フィンガーズやコックニー・リジェクツが、ストリートの若者たちが真実を語る。他出演は、パープル・ハーツ、セレクター、シャム69など。
「ラフ・カット&レディ・ダブド」の解説
1978~81年のUKパンク/ニューウェイヴ黎明期を生々しく切り取り、新しい音楽が生まれる瞬間をつぶさにとらえたドキュメンタリー。出演は、パープル・ハーツ、セレクター、シャム69など。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年1月20日 |
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キャスト |
監督:ハーサン・シャー
ダム・ショウ
出演:スティッフ・リトル・フィンガーズ コックニー・リジェクツ パープル・ハーツ セレクター シャム・シックスティナイン パトリック・フィッツジェラルド ジョニー・G ジョン・ピール UK.サブス |
配給 | ナウオンメディア |
制作国 | イギリス(1982) |
上映時間 | 61分 |
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