パプリカ(2006) 作品情報
ぱぷりか
千葉敦子(林原めぐみ)は研究所に勤める若きサイコ・セラピスト。敦子は時折、所長の島寅太郎(堀勝之進)から極秘の依頼を受け、開発されたサイコセラピー機器を用いてクライアントの治療を行うことがある。そんな時、敦子は少女「パプリカ」に変身する。それは他人の夢の中に入り込み、心の秘密を探り出す”夢探偵”のコードネームだ。そんな敦子の同僚・時田浩作(古谷徹)が頭部に装着して眠るだけで、機器を使用している者同士が同じ夢を共有できるというモバイルユニット”DCミニ”を考案する。だがDCミニは悪用されれば他人の人格を破壊することもできるという危険な側面も持っている。悪夢は、DCミニのサンプル3機が盗まれるという事件からはじまった。開発者として責任を感じた時田は、手がかりを得ようと、自らDCミニを装着して疑わしい人物の夢にアクセスするが、逆に夢の中に取り込まれてしまう。時田を救うため、そして真犯人をつきとめるため、敦子はパプリカとなって出動した! だがそれは邪悪な者たちが支配する、罠に満ちた危険きわまりない夢である。敵が思いのままに操る世界で、パプリカはどう戦うのだろうか!?
「パプリカ(2006)」の解説
他人の夢を共有できる画期的テクノロジーを悪用する“夢のテロリスト”と、それに戦いを挑む、夢探偵パプリカを描くアニメーション。監督は「千年女優」「東京ゴッドファーザーズ」の今敏。彼が日本文学界の巨匠・筒井康隆の傑作SF小説を、クオリティ映像で国際的評価も高いアニメ制作集団マッドハウスと組んで映画化。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2006年11月25日 |
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キャスト |
監督:今敏
原作:筒井康隆 出演(声):林原めぐみ 江守徹 堀勝之祐 古谷徹 大塚明夫 山寺宏一 田中秀幸 こおろぎさとみ 阪口大助 岩田光央 愛河里花子 太田真一郎 ふくまつ進紗 川瀬晶子 泉久実子 勝杏里 宮下栄治 三戸耕三 |
配給 | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
制作国 | 日本(2006) |
上映時間 | 90分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。
P.N.「慕情、君を思いし、」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-02-02
タイトルのパプリカと女の子のイラストから、想像できない程の斬新なアニメでした。
映像も、質感も、音楽も、本当、クールです。
世界的にも評価されたアニメらしく、今、鑑賞してから分かる、これ、ハリウッド映画、かなり、影響受けてるなぁと感嘆する仕上がり。
最近のアニメは、技術の進歩の割りに内容が薄いし、しかも、キャラが、幼すぎて残念。
やはり、脚本に於ける原作
がしっかりしているので、その構築力が素晴らしい。
なんだか、今、スマホに取り付かれた日本人を観ているようだ。
システムは違えど、スマホ脳なる言葉があるが、正に、侵食された人間。