悪魔の棲む家(2005) 作品情報
あくまのすむいえ
1974年11月13日午前3時15分、ニューヨーク州ロングアイランドにあるダッチコロニアル様式の大邸宅の地下室で目覚めたデフェオ家の長男が、就寝中の両親と4人の兄弟たちをライフルで順番に殺害する凄惨な事件が起こる。逮捕された長男は、家の中の“声たち”が殺人を犯すよう自分を駆り立てたと主張する。その事件の1年後、ジョージ・ラッツ(ライアン・レイノルズ)と妻キャシー(メリッサ・ジョージ)は、格安の値段で売りに出されたこの大邸宅を購入。3人の子供たちと共に引っ越してくる。しかし引っ越し直後から家には不気味なささやき声が響いていた。末娘チェルシー(クロエ・グレース・モレッツ)が目に見えない友達ジョディと交流し始めた頃、子供たちにこの屋敷で起こった事件を話していたベビーシッターのリサ(レイチェル・ニコルズ)がクロゼットに閉じこめられたり、新居を祝福にきたキャラウェイ神父(フィリップ・ベイカー・ホール)がハエの群れに襲われたりと、不気味な出来事が次々と起こった。そしてジョージは、午前3時15分に目を覚まし、何かに取り憑かれるように薪割りを続け、ついには家族から離れるかのように昼も夜も地下室で過ごすようになる。そんなジョージの姿に不安を感じたキャシーは、自ら1年前にこの家で起こった殺人事件の概要を調べ、その凄惨を知る。さらにキャラウェイ神父との会話から“家”に邪悪な“何か”が巣食っていることに気づく。一方、“家”の声に支配され始めたジョージは地下室で壁の奥に隠された、邪悪な声が響き渡る謎の通路を発見する。そして、完全に目覚めてしまった“家”によって恐怖の惨劇は再び繰り返される。
「悪魔の棲む家(2005)」の解説
家の中から聞こえる声に導かれ、家族内に不協和音が高まり惨劇が繰り広げられるホラー。監督は本作で長編劇場用映画デビューをしたアンドリュー・ダグラス。製作は「アルマゲドン」のマイケル・ベイ。「マシニスト」のスコット・コーサーが、1979年に公開された「悪魔の棲む家」に、さらに現実に起きたエピソードを盛り込み脚色。出演は『X-ファイル 3rd season』のライアン・レイノルズ、「マルホランド・ドライブ」のメリッサ・ジョージ、「ドッグヴィル」のフィリップ・ベイカー・ホール。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2006年1月28日 |
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キャスト |
監督:アンドリュー・ダグラス
原作:ジェイ・アンソン 出演:ライアン・レイノルズ メリッサ・ジョージ ジェシー・ジェイムス ジミー・ベネット フィリップ・ベイカー・ホール |
配給 | 20世紀フォックス |
制作国 | アメリカ(2005) |
上映時間 | 90分 |
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