グレート・ビギン 作品情報
ぐれーとびぎん
第一章「はじまり」熱い火の惑星だった地球に雨や水蒸気が発生し、大いなる海が誕生した。海の先には海岸が新しい大地として広がっていき、手つかずの自然に新たな生命が上陸する。第二章「生命のスープ」水の中にミルクをたらすと、生き物のようにひろがっていく。しかしそれは物質であり、生命ではない。その一方で、海の先には海岸が新しい大地として広がっていき、手つかずの自然に新たな生命が上陸する。第三章「進化論」最初に水から陸へあがったのは、トビハゼ・ムツゴロウだった。そして海の生き物達は楽園の陸地の存在を認め、足の生えた陸上動物となった。カエル、イグアナ、ヤドカリ、鳥、バッタ、トカゲなど、地面は何百万もの生き物の足跡に覆われることになる。第四章「戦いと共喰い性」生命は自らを守ると同時に、他の生命を破壊することで己の生命を保持する。イグアナは騎士道的な戦いを繰り広げ、巨大なカエルは匂いで緑ガエルをひきつけ一口で飲み込む。ヘビは卵を飲み込み、アンコウは鼻先の飾りでエビを引き寄せる。動物たちの数だけ戦いがある。第五章「愛の営み」ここでは動物たちの交尾を紹介する。自分の方へ大きな手を振りメスを呼び寄せるカニ、カエルのパートナーの奪い合い、クモの求愛ダンス、タツノオトシゴのいたわり合うような優しい交尾、鮮やかな色合いの鳥たちの心のこもった毛づくろい。恋人たちがひとつになれば、愛の結晶が誕生する。第六章「そして、ヒトへ」胎内に宿っている間、ヒトと動物は双子のように共通点を持っている。ヒトは胎内という海を漂っている間は、魚やカエルのようだ。地球上のあらゆる生物は、一隻の船のように川の流れに逆らい、時の流れに逆らって進んでゆく。
「グレート・ビギン」の解説
「ヒトはどこから来たのか」というテーマを軸に、大自然や地球上の様々な動物、人間の胎児の映像を通して生命の神秘を探るドキュメンタリー。監督は、生物学者でもあるフランスの映像作家マリー・プレンヌーとクロード・ニュリザニー。製作はフランス映画界の名プロデューサー、アラン・サルド。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2006年1月14日 |
---|---|
キャスト | 監督:クロード・ニュリザニー マリー・プレンヌー |
配給 | 角川ヘラルド・ピクチャーズ |
制作国 | フランス(2004) |
上映時間 | 81分 |
公式サイト | http://www.kadokawa-pictures.jp/official/great_begin/ |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「グレート・ビギン」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。