皇帝ペンギン 作品情報
こうていぺんぎん
南極に冬の兆しが訪れる三月。ほとんどの生き物が北に向けて移動を開始するなか、このちにとどまり、南への旅を始める者達がいた。艶やかな黒い燕尾服をまとった皇帝ペンギンだ。海中から雷魚のように飛び出し、棚水に着地した彼らは、真っ白な氷の砂漠を行くキャラバンのように、隊列を組んで行進を開始する。目指すのは、彼ら自身の生誕の地でもあるオアモック(氷丘のオアシス)。北側を島々、南側を大陸の断断崖に囲まれたその地は、数百メートルにわたってアイスバーグ(氷山)が続き、外敵すら容易にちかづくことはできない、南極の中で唯一、皇帝ペンギンが安心して子供を産み、育てられる場所なのだ。20日あまりの行進の末、オアモックに辿り着いたぺんぎんたちは、何千羽といる群れの中から、その年、唯一の結婚相手を選ぶために、求愛と歌に興じる。自分をアピールするための挑発的な泣き声と官能的なポーズが、群れのあちらこちらで繰り広げられる…。そして5月の終わり、ようやく愛の結晶が産み落とされる。産卵を終えたメスたちはそれぞれのパートナーに大切な卵を託すと、これから生まれる雛と自分の命の糧を求めて、再び100キロ近く離れた海へと旅立ってゆく。
「皇帝ペンギン」の解説
極寒の南極に生きる皇帝ペンギンの生態を捉えたドキュメンタリー。ペンギンの心の声をナレーションで挿入するなど動物ドキュメンタリーとしては異例の演出を試み、過酷な大自然の中で生存していくための驚くべきペンギンの生態が映し出される。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2005年7月16日 |
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キャスト |
監督:リュック・ジャケ
出演(声):ロマーヌ・ボーランジェ シャルル・ベルラン ジュール・シトリュック |
配給 | ギャガ |
制作国 | フランス(2005) |
上映時間 | 86分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-09-09
🐧テレビ放映で大沢たかお等の吹き替え版で視聴した本篇。友人は新宿バルト9で観たんだろうが,矢張り劇場の大SCREENで味わいたい大自然の記録映画何だなあ🎵🐧🐧🐧🐧🐧