P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2023-12-13
金と功名心のために、戦火のカンボジアで戦場写真を撮る主人公は、大いに軽い人間なのだが、でも命がけで粘るのだ。
誰よりも先に、当時のクメール・ルージュの手中にあった、アンコールワットの遺跡を撮りたいと思うのだ。
1970年代前半に、現地で亡くなった戦場カメラマン、一ノ瀬泰造の半生を描いた作品で、決してうまい映画ではないが、熱いものがある。
ただ、毎度のことながら、いつものワンパターンの演技に終始する、主人公役の浅野忠信は、他の俳優でできなかったのだろうか。