ペイバック 作品情報
ぺいばっく
しがない盗み専門のプロ、ポーター(メル・ギブソン)は妻のリン(デボラ・カーラ・アンガー)、相棒のヴァル(グレッグ・ヘンリー)と共にチャイニーズ・マフィアから14万ドルを奪うが、ヤク中でヴァルの言いなりになっていた妻のリンに撃たれる。命は取り留めたが心に深い傷を負ったポーターは、復讐のため街に帰ってきた。彼はスタッグマン(デイヴィッド・ペイマー)というヤクの売人の語で、ヴァルが奪った金を“⊆組織‰アウトフイツト⊇”からの借金の返済にあてたことを知った。ポーターはかつて惚れていた娼婦ロージー(マリア・ベロ)からの情報で、ヴァルが中国系の娼婦パールとしけこんでいたホテルを急襲、ヴァルに自分の取り分の7万ドルの返済を約東させる。面倒を嫌う“組織”はポーターを殺すようヴァルに命じた。一方、悪徳刑事たち(ビル・デューク、ジャック・コンレイ)も問題の金に目をつけた。ポーターはロージーを襲ったヴァルを痛めつけ、“組織”の幹部であるフェアファックス(ジェームズ・コバーン)とカーター(ウィリアム・ディヴェイン)の名前を聞き出すと、ヴァルの息の根を止める。“組織”の事務所に乗り込んだポーターはカーターをあっさり殺したあと、ボスのブロンソン(クリス・クリストファーソン)の息子ジョニーを誘拐する。だがパールの属するチャイニーズ・マフィアに命を狙われ、フェアファックスに捕まって拷問を受けてしまう。ポーターに息子の居場所を吐かせたブロンソンたちはそのホテルへ。だが、それはポーターの罠だった。部屋に仕掛けた爆弾で“組織”の一党はは全滅。ポーターはロージーと共に街を去った。
「ペイバック」の解説
裏切られ、全てを失った男の復讐を描いたハードボイルド・アクション。原作はリチャード・スタークの犯罪小説の名作『悪党パーカー』シリーズの一編「人狩り」(ハヤカワミステリ文庫・刊)で、67年のジョン・ブアマン監督、リー・マーヴィン主演「ポイント・ブランク 殺しの分け前」に次ぐ二度目の映画化となる。監督は「陰謀のセオリー」「L.A.コンフィデンシャル」の脚本を手掛け、これが初演出となるブライアン・ヘルゲランドで、脚本は彼と「マッドマックス サンダードーム」のテリー・ヘイズの共同。製作は「アンナ・カレーニナ」のブルース・デイヴィ、製作総指揮も同作のスティーヴン・マクヴィーティ。撮影は「187」のエリクソン・コア。音楽は「ジョー・ブラックをよろしく」のリス・ボードマン。美術は「ナイトウォッチ」のリチャード・フーヴァー。編集は「ブレーキ・ダウン」のケヴィン・スティット。衣裳は「ネゴシエーター」のハ・ニューエン。出演は「リーサル・ウェポン4」のメル・ギブソン、「スター・トレック 叛乱」のグレッグ・ヘンリー、「イレイザー」のジェームズ・コバーン、「ブレイド」のクリス・クリストファーソン、「マイティ・ジョー」のデイヴィッド・ペイマー、「クラッシュ」のデボラ・カーラ・アンガー、「ローリング・サンダー」のウィリアム・ディヴェインほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1999年5月15日 |
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キャスト |
監督:ブライアン・ヘルゲランド
原作:リチャード・スターク 出演:メル・ギブソン グレッグ・ヘンリー ジェームズ・コバーン クリス・クリストファーソン マリア・ベロ デイヴィッド・ペイマー ビル・デューク デボラ=カーラ・アンガー ジョン・グローヴァー ウィリアム・ディヴェイン ルーシー・アレクシス・リュー ジャック・コンレイ |
配給 | 日本ヘラルド映画配給(日本ビクター=日本ヘラルド映画提供) |
制作国 | アメリカ(1998) |
上映時間 | 101分 |
TV放映 |
2024年2月21日 テレビ東京 午後のロードショー |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-04-07
そして二人のラストシーンの決め台詞は「君が客を取るのを止めたら僕は銃をもう手にしない!まあ、其れは無理かも…」だった…。サスペンス&ハードボイルドでラブリーなストーリーだったんだ??