ファイアーライト 作品情報
ふぁいあーらいと
1837年、ロンドン。22歳のスイス人家庭教師エリザベス(ソフィ・マルソー)は負債を負った父の窮地を救うため、貴族チャールス(スティーヴン・ディレイン)の提案で子供ができない彼のために彼の子を産む取引を結んだ。三夜を共にすごすうち、ふたりは深い仲になったが、子供を渡した後は二度と会わないことを約束した。9ヵ月後、エリザベスは女児を産んだが、娘はすぐに彼女から引き離された。だが、彼女はずっと娘のことを思い続けた。7年後。エリザベスは南部サセックス州にあるチャールズの邸に7歳になる娘ルイザ(ドミニク・ベルコート)の家庭教師となる。娘の居所を捜し続けた果ての決断だった。実の母親がどこかにいると察しはじめたルイザは、わがまま一杯に暮らしており、エリザベスにも反抗的な態度をとり続ける。母親であることを隠しながら、そんなルイザを厳しくしかし暖かくしつけていくエリザベス。当初はエリザベスとの思いがけない再会にとまどっていたチャールズも、再びエリザベスにひかれていき、ふたりの仲は再燃した。ルイザもやがてエリザベスが本当の母親だと感じ始め、エリザベスの前に新たな運命が開けていくのだった。
「ファイアーライト」の解説
代理母の女性の娘とその父親への秘められた愛を描いたドラマ。監督・脚本は「永遠の愛に生きて」「ネル」の脚本家であるウィリアム・ニコルソンで彼の監督デビュー作。製作はブライアン・イーストマン。製作総指揮はスーザン・カートソニス、リック・リード、マット・ウィリアムス、デイヴィッド・マクファーソン、カーメン・フィネストラ。撮影はBBC出身で「エイリアン3」(第2班のみ)のニック・モリス。音楽は「疑惑に抱かれて」のクリストファー・ガニング。美術はロブ・ハリス。編集はクリス・ウィンブル。衣裳はアンドレア・ゲイラー。出演は「アンナ・カレーニナ」のソフィ・マルソー、「ウェルカム・トゥ・サラエボ」のスティーヴン・ディレイン、「ロマンスに部屋貸します」のケヴィン・アンダーソン、「D3 マイティ・ダック」のジョス・アックランドほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1999年5月1日 |
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キャスト |
監督:ウィリアム・ニコルソン
出演:ソフィー・マルソー ステファン・ディラーヌ ケヴィン・アンダーソン リア・ウィリアムス ドミニク・ベルコート ジョス・アクランド Sally Dexter エマ・アモス |
配給 | 日活 |
制作国 | イギリス フランス(1998) |
上映時間 | 103分 |
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