アルビノ・アリゲーター 作品情報

あるびのありげーたー

強盗に失敗した兄弟のドヴァ(マット・ディロン)とマイロ(ゲイリー・シニーズ)と友人のロウ(ウィリアム・フィッチナー)の3人組は警官を殺してしまい、ディノ(M・エメット・ウォルシュ)が経営するバーに逃げ込んだ。しかし、警察は3人を追跡中の銃器密輸犯と勘違いしていたため、あっという間に包囲し、ディノ、ジャネット(フェイ・ダナウェイ)、ダニー(スキート・ウーリッチ)の親子、ジャック(ジョン・スペンサー)、ギイ(ヴィーゴ・モーテンセン)が人質になった。まず、逃げようとしたディノが殺された。ギイが、人質のふりをして逃げればいいと3人に提案するが、なかなか方針が決まらず、結局、バスと飛行機の準備を要求した。一方、TVでは銃器密輸犯の容疑者としてギイのことが報道される。警察が追っている武器商人とはギイだったのである。そのうち、3人は仲間割れを始め、ドヴァは投降しようとするが、マイロに銃口を向けるた。絶望したマイロは自殺する。次にジャックが半殺しにされ、ジャネットは残された息子ダニーをかばうため、彼等の命ずるままに、ジャックを射殺した。その銃声を聞いて、踏み込んできた警察はギイとロウを射殺する。残された3人は無事救出された。

「アルビノ・アリゲーター」の解説

警察に包囲された極限状態の中、3人の強盗と5人の人質の心理戦を描いた密室サスペンス。監督は「ユージュアル・サスペクツ」「セブン」の名演で一躍注目された個性派俳優ケヴィン・スペイシーで、彼の監督デビュー作。脚本は本作がデビューとなるクリスチャン・フォルテ。製作は「ジム・キャリーはMr.ダマー」のブラッド・クレヴォイ、スティーヴン・ステイブラー、ブラッド・ジェンケル。撮影は「アフター・ダーク」のマーク・プラマー。音楽は異能派ギタリストでもあるマイケル・ブルック。美術はネルソン・コーツ。編集は「クロッシング・ガード」のジェイ・キャシディ。衣裳はイシス・ムセンデン。出演は「誘う女」のマット・ディロン、「ドンファン」のフェイ・ダナウェイ、「身代金」のゲイリー・シニーズ、「アンダーワールド」のジョー・マンテーニャ、「クリムゾン・タイド」のヴィーゴ・モーテンセン、「評決のとき」のM・エメット・ウォルシュほか新旧の個性派が顔をそろえる。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1998年2月28日
キャスト 監督ケヴィン・スペイシー
出演マット・ディロン フェイ・ダナウェイ ゲイリー・シニーズ ウィリアム・フィクナー ヴィゴ・モーテンセン ジョン・スペンサー スキート・ウーリッチ フランキー・フェイゾン メリンダ・マクグロウ M・エメット・ウォルシュ ジョー・マンテーニャ
配給 東北新社
制作国 アメリカ(1996)
上映時間 97分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:42

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