音楽二十の扉 作品情報
おんがくにじゅうのとびら
「それは鉱物です」「主に金属ですか?」「加工品ですか?」「装身具ですか?」「手のひらにのりますか?」「もらってうれしいものですか?」(陰の声)「それはエンゲージリングです。」新平とすみちゃんは相愛の中である。今日もここ極楽座の楽屋では新平、すみちゃん、楽屋番のおじさん、踊り子のレイちゃん以下総出演で出番を待つひととき和気アイアイ二十のとびらに打ち興じている。今日はとくに音楽映画に関係ある出題というわけでたのしくもまたなつかしい思い出の名曲、最近流行の新曲がわき出ずる。
「音楽二十の扉」の解説
「びっくりしゃっくり時代」の監督島耕二が構成し「女囚36号」の笠原良三が脚本を書き「東京の夜」の新人水野治が第二回作品として監督する。「ぜったい愛して」の日高澄子が東京に初出演して、小林桂樹と組み、ジャズ落語の人気者三遊亭歌笑、素人のど自慢のピカ一床屋の英ちゃんが映画に初出演し、再起の川田義雄の大映初出演も見られる。撮影期間一週間という戦後初の早取り映画として、劇中歌や音楽のカットは古ものの中から随時再編集される。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:水野洽
出演:三遊亭歌笑 日高澄子 小林桂樹 美奈川麗子 日高万里子 三村陽子 中野曉子 湊日南 斎藤紫香 川田義雄 床屋の英ちゃん リーガル千太 リーガル万吉 潮万太郎 吉川公一郎 |
---|---|
配給 | 大映・東京 |
制作国 | 日本(1948) |
上映時間 | 59分 |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「音楽二十の扉」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。