東京五人男 作品情報

とうきょうごにんおとこ

横山、藤木、古川、北村、石田の五人は徴用工として東京から遠い軍需工場で働いていたが、終戦と共に焦土と化した東京へ帰って来た。彼等の家は罹災し家族は壕舎生活をしている。そして東京は闇の横行と飢餓と失業の中に喘いで人心は荒んでいた。五人の男は互いに力を合わせ東京復興に努力しようと誓い、前の職場へ帰って行った。都内電車の運転手と車掌である横山と藤木は交通道徳を忘れ無秩序と喧騒に殺気立つ人々を和やかにしようと努力する。石田は食糧配給所に勤めている。今日配給所の運行は全家庭の最大関心事であるのに、実際は無駄な手続きと時間、労力の浪費を必要とし市民生活に非常な不便を与えている。石田はこれを改革し主婦達に出来るだけ便宜を与えようと努力する。古川は薬屋であるが売るべき薬は一つもなく妻を失ったヤモメの彼は疎開中の唯一人の子供のために買出しに出かけ自分の衣服までも脱いで吾が子のため食料を持ってゆくのである。北村は国民酒場に働いているが、酒場の主人は公衆に売るべき酒を胡魔化して金持ちや権力者にヤミで売り私腹を肥やしている。北村はそれを黙認し得ずに忠告するがかえって叱られ酷使された。この様に五人は彼等の町を少しでも住み良くしようと懸命の努力をしている時、金持ちや権力者は悪徳商売や暴力団を仲間に入れて大衆の必需物資を秘かにかき集めて金儲けを企み、その上五人の男を始めとして町の住人達をその町から追い払おうとする。堪忍袋の緒を切った五人は悪徳漢を葬るためがぜん奮起するのである。

「東京五人男」の解説

「磯川兵助功名噺」の斎藤寅次郎が演出した作品である。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 原作本木莊二郎
出演横山エンタツ 花菱アチャコ 古川緑波 柳家権太楼 石田一松 戸田春子 田中筆子 飯田ふさ江 小高ツトム 鳥羽陽之助 石田守衛 永井柳太郎 高勢實乗 登山晴子 豊原みのり 光一 谷三平 江藤勇 原文雄 藤間房子 田邊よね子 山田長政 松川彩子 大庭六郎
配給 東宝
制作国 日本(1946)
上映時間 84分

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-14

🐯民主主義花咲く焼野原の東京を舞台に斎藤寅次郎節が炸裂するんだよ

最終更新日:2022-11-24 16:00:01

広告を非表示にするには