俺ら東京さ行ぐだ 作品情報

おらとうきょうさいぐだ

田舎から上京し、東京原宿の写真スタジオでカメラマン助手として働く野々宮元。彼のもとに父親、耕造からの手紙が届いた。七月の初めに、妻のあやと二人で上京するというのだ。夜行列車で上野駅に着いた耕造夫婦は、元との約束の場所で待つが、いつまでたっても彼は現われない。元は写真スタジオでこき使われており、チーフに早退を申し込んでいたが聞き入れられないのだ。元を待つのを諦めた二人は、あやの妹、絹代が住む団地に赴く。が、夫の単身赴任で、中学生の息子はグレているという絹代の家庭の殺伐とした雰囲気に、夕食の誘いも断った二人はホテルに向かう。ホテルのロビーでは、元が待ちうけていた。一時間も待っていたと不機嫌な彼は、ようやく許可が出てスタジオを抜け出してきたので、両親に会うやいなやホテルから去って行く。次の日、代議士への陳情を終え、あやと合流した耕造は元のアパートへ行く。一方、元は仕事が終わった後、スタイリスト助手である恋人伸子の悩みを聞かされていた。両親を幼い頃に亡くしたという伸子の苦労話に、ふと元は自分の両親のことを思い出し、帰宅を急いだ。その夜、元は田舎に戻らないかという耕造と口論をする。次の日、耕造夫婦は原宿の元の仕事場へ行き、息子の仕事ぶりを見て、安心した気持になった。伸子が、今日は暇だからと東京見物の案内を申し出る。三人はタクシーで都内を回る。唄好きの蛯名と名乗るタクシーの運転手は津軽出身で耕造夫婦と意気投合。ラジオから流れてきた「俺ら東京さ行ぐだ」を聞いて、彼は「俺らの故郷ばバカにして」と怒る。上野駅のホームで、耕造とあやは「伜のことを頼みます」と、伸子に金の入った封筒を渡した。二人は息子の将来に希望を見出し、上京の意味があったと夜行列車に乗り込んだ。

「俺ら東京さ行ぐだ」の解説

東京でカメラマン助手として働く青年のもとに、田舎から出てきた両親が訪ねる三日間の出来事を描く。脚本は関根俊夫と高橋正圀の共同執筆。監督は「いとしのラハイナ」の栗山富夫、撮影は安田浩助がそれぞれ担当。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1985年8月3日
キャスト 監督:栗山富夫
脚本:関根俊夫 高橋正圀
出演:新藤栄作 柏原芳恵 中村竹弥 桜井センリ 松居直美 茅島成美 アパッチけん 大須賀昭人 山谷初男 森次晃嗣 三谷昇 藤田美保子 竹村晴彦 レオナルド熊 小倉一郎 細川俊夫 中村嘉葎雄 林美智子 植木等 吉幾三 吉幾三
配給 松竹
制作国 日本(1985)
上映時間 95分

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2025-11-07

今朝のNHKラジオ深夜便ジャパニーズ・ポップスは本篇同名歌で出演の吉幾三作詞・作曲ソング特集,雪国や当初千昌夫宛の手酌酒改題の酒よとか津軽平野等味わい深く

最終更新日:2026-10-03 02:00:01

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