夜の歌謡シリーズ 悪党ブルース 作品情報
よるのかようしりーずあくとうぶるーす
三輪田孝は、銀座のクラブ“ブルー・シルク”の引抜き屋だったが、今では宝石商・名取かのをパトロンに、商業写真家になっていた。孝には大場露子という女がいたが、同じ引抜き屋の銀座の小鉄に譲り渡してしまった。が、一年たった今でも彼女を忘れられずにいた。そんなある日、孝は、横須賀で外国人バーのホステス・サナエを助けた。その夜、サナエが孝のアパートを訪ねて来た。早速、サナエをベッドに誘ったが、情事の最中、かのからかかった電話に、サナエが出てしまい、一切がバレて孝は大事な金づるを逃してしまった。自由の身になった孝は、露子に逢いに神戸に向かい、露子とよりを戻した。露子のいる大阪北新地のクラブで、孝は、偶然、小鉄に会ってしまい、売春あっせんでタレ込んだ仕返しに、袋叩きにされた。銀座に戻った孝は、“ブルー・シルク”にふたたび雇ってもらえなかった腹いせに、かつての女で、今は“ブルー・シルク”の社長・奈良部の情婦ミチの持った店“ミッチー”へ“ブルー・シルク”のホステス引き抜きを始めた。その上、店の権利書を偽造して売り飛ばしてしまった。それを知った奈良部は、小鉄に孝を殺させようとした。乱斗中、サナエが小鉄を刺し、難を免れた孝は、サナエの本心を知った。それから孝は、露子に別れを告げた。
「夜の歌謡シリーズ 悪党ブルース」の解説
川内康範の原作『悪党』を「夜の歌謡シリーズ 港町ブルース」の成澤昌茂、鷹森立一のコンビが脚色、監督を担当したシリーズ第七作。「日本暴力団 組長」の仲沢半次郎が撮影を担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:鷹森立一
原作:川内康範 出演:梅宮辰夫 藤井まゆみ 浦辺粂子 宮園純子 内田良平 金子信雄 八代万智子 谷隼人 曽根晴美 橘ますみ 青江三奈 由利徹 ジョー・リューエング 相原昇 久保一 小林稔侍 伊達弘 青山ジミー |
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配給 | 東映 |
制作国 | 日本(1969) |
上映時間 | 88分 |
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