夜の歌謡シリーズ 長崎ブルース 作品情報
よるのかようしりーずながさきぶるーす
クラブ・エリートのナンバーワン・ホスト浜崎史郎は、新宿でまだあどけなさの残る少年水野清志を拾った。清志はテレビタレントを志望していたが、史郎の甘言に乗り、クラブのセリに出されてしまった。しかし、純情型の清志は最高値で落札され、いつしかホストとしての腕をあげていった。清志の姉直美が上京したのはそんな折だった。直美は清志を説得して長崎へ連れ戻そうとしたが、高収入の仕事を捨てようとはしなかった。直美は史郎にも懇願したが、史郎のプライドを傷つけてしまった。激怒した史郎は、直美に襲いかかったが、彼女の気品にふれ自分の行為を後悔した。やがて、史郎は清志から直美の結婚話を聞かされ、長崎に発った。そして、婚約者の布施に直美と関係のあったことを告げた。直美は布施から蔑視され、絶望の余り自殺をはかった。その直美を死から救ったのは史郎だった。だが、復讐に燃える布施はゴロツキを雇い、史郎に重傷を負わせた。誠心誠意の看護を続ける直美。二人が婚約したのはそれから間もなくのことだった。
「夜の歌謡シリーズ 長崎ブルース」の解説
「性犯罪法入門」の舟橋和郎が脚本を執筆し、「謝国権「愛」より (秘)性と生活」の鷹森立一が監督したシリーズ第五作。撮影は「現代やくざ 与太者の掟」の星島一郎が担当した。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:鷹森立一
出演:松方弘樹 宮園純子 谷隼人 大原麗子 藤村有弘 曽我町子 白木マリ 西岡慶子 若水ヤエ子 青江三奈 長沢純 人見きよし 曽根晴美 高宮敬二 大泉滉 梅宮辰夫 |
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配給 | 東映 |
制作国 | 日本(1969) |
上映時間 | 88分 |
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