サラリーマン権三と助十 恋愛交叉点 作品情報
さらりーまんごんぞうとすけじゅうれんあいこうさてん
権三と助十は、恵豊タクシーの運転手。権三は不精者だが働きもの。助十は口八丁の洒落男。恋も仕事もフェアプレーだ。恋人の百合子にも三ケ月間の水揚げ競争で勝った方がプロポーズしよう、と誓いあった。百合子の誕生日が来た。二人はプレゼントで競い合ったが、はりきってデパートへ行った助十は、財布を掏られてがっかり。そんな助十をみて、権三は自分のプレゼントを二人の連名で百合子に贈った。助十は権三の友情に感謝感激。助十の財布はすぐ戻ったが、中身はからっぽ。助十は届け主のデザイナー令子を疑ったが、令子が原田専務の妹であることを知って大慌てで逃げ出した。資本主のXX鉄道の原田専務は、会社乗っとりを企んで、一番成績の悪い、権三助十のいる城西営業所に眼をつけた。彼は、移動無線車を試用させ、六カ月間で黒字にするようにと無理難題を押しつけた。権三、助十ら優秀な運転手ははりきったが、不馴れな無線車に失敗ばかり。城西営業所はピンチに追いこまれた。権三、助十の提案で、お客の勧誘に努めることになった。おかげで成績はうなぎのぼり。令子も今では会社を思う仕事熱心な助十をみなおし、お客勧誘につとめる助十を手伝うのだった。助十もそんな令子のやさしさに目をみはった。みなの努力で、城西営業所は約束の期間内に黒字になり、すべて事なく終った。権三、助十の水揚げ競争は、僅少の差で権三の勝。約束通り、権三は百合子にプロポーズした。そして権三を祝福する助十のバックミラーには、令子の笑顔が映っていた。
「サラリーマン権三と助十 恋愛交叉点」の解説
「寒流」の若尾徳平のオリジナル・シナリオを「サラリーマン 権三と助十」の青柳信雄が監督したサラリーマン喜劇。撮影もコンビの鈴木斌。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:青柳信雄
出演:藤木悠 高島忠夫 有島一郎 久慈あさみ 白川由美 河津清三郎 小泉博 塩沢とき 若林映子 小串丈夫 伊藤久哉 園田あゆみ 中山豊 若松明 関田裕 中村吉五郎 山田彰 一の宮あつ子 清水由記 森今日子 村松恵子 北あけみ 横山道代 沢村いき雄 丘寵児 水の也清美 佐田豊 小沢経子 峯丘ひろみ 田武謙三 小西ルミ 姿圭子 |
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制作国 | 日本(1962) |
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