青春大全集 作品情報

せいしゅんだいせんしゅー

根本律子には黒木保という恋人がいた。共に二十二歳で、律子は楽器店のピアノの調律師であり、市役所の事務員をしている父信吾との二人暮し。一方保は横浜の小さなクラブでピアニストをしていた。結婚適齢期にさしかかった律子は、芸術家肌の保が、結婚生活にどれほど本気で、具体的なプランを持っているのか不安だった。そんなある日律子は、姉絹江から絹江の夫の同僚で教師の阿部吾郎との見合いを勧められた。見合いの翌日、律子と保はデートするが、見合いの一件が保にばれて二人は喧嘩をしてしまった。しかし保が明日、律子の父と逢うという約束で和解が成立した。が、カタブツの信吾と保では話があうはずがなかった。律子と保の間にも二人がお互いにいだいている将来の生活設計の喰い違いが生じ、その翌日、二人の喧嘩は頂点に達し、保はクラブの女志津子の誘惑に負け一夜を共にしてしまった。律子も父の勧める阿部とのデートを重ね、飾り気のない明るい阿部に好意を感じるようになった。しかし阿部とのデートで、保の働いているクラブに行った時、淋しそうに、しかも投げやりにピアノを弾いている保の姿を見て今までの喧嘩が逆に彼への慕情となって律子の心によみがえってきた。これを知った阿部は律子に猛然とプロポーズしたが、律子の心は動かなかった。再び結ばれた二人の将来は明るかった。

「青春大全集」の解説

「風の慕情」に続く吉永小百合の松竹主演第二作。脚本は「なにがなんでも為五郎」のジェームス三木。監督は「夕陽が呼んだ男」の水川淳三、撮影は「波止場女のブルース」の竹村博がそれぞれ担当。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1970年12月16日
キャスト 監督水川淳三
脚本ジェームス三木
原作野村芳太郎
出演吉永小百合 松橋登 竹脇無我 三木のり平 高須賀夫至子 司美智子 左とん平 谷川正人 小峰陽子 みずの皓作 梶正昭 北竜介 野村真樹 日吉ミミ 由紀さおり
配給 松竹
制作国 日本(1970)
上映時間 86分

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最終更新日:2026-06-29 02:01:24

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