土忍記 風の天狗 作品情報

どにんきかぜのてんぐ

諸国に柳生忍群の網を張り、剣をもって中央制覇をめざす柳生石舟斉は、ここ青地の里をもその支配化に収めてますます勢力を拡げていった。忍者の掟は非情で、この世界を抜け出したら最後、生きて戻った者はいない。青地の里の忍者草薙六平太は郷太夫の厳命を受けて抜け忍の丑蔵殺害のため彦根へと旅立った。商人になり変った丑蔵はなんなく見つかり、殺そうとするが、子供を抱いて泣き叫ぶ女房を前に六平太はどうしても斬ることができなかった。丑蔵殺害を果たさず、柳生に背いて自らも抜け忍となった六平太は、追われる身となり安住の地を求めてあてのない逃避行を続けることになった。とある海岸線にたどりついた六平太は、そこで狂女を装った海女の誘いにかかり小舟で小島に連れ去られ、柳生忍群の扮する海女の大群の襲撃を受けた。含み針をはじめ、忍び術を巧みに駆使する海女を相手に六平太は海面を血に染めて、一人残らず斬りたおしてしまった。やがて六平太は荒れはてた貧困集落へとやってきた。この村は毎年の日照り続きの凶作、それに加えて郡代官と家臣の非情な年貢の取立てに村中が飢死寸前にあった。みかねた六平太は、この村に永住する覚悟をして働き始めた。水車小屋をねぐらに、率先して山を切り開き、桶作りを始め、悪代官から農民を守り六平太の活躍はめざましかった。ようやくこの荒れ果てた村にも平和が訪れようとしていた。しかし、それも束の間、青地の里から郷太夫が放った刺客の卯月喬之肋が六平太の前に対決を迫った。勝負は六平太が喬之助の片腕を斬り落して終り、六平太はさらに新天地を求めて去って行った。

「土忍記 風の天狗」の解説

小島剛夕原作の劇画『土忍記』の映画化。脚本は、「あぶく銭」の星川清司、監督は「大幹部 ケリをつけろ」の小沢啓一。撮影も同作の横山実がそれぞれ担当。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1970年11月14日
キャスト 監督:小沢啓一
脚本:星川清司
原作:小島剛夕
出演:高橋英樹 夏八木勲 亀石征一郎 和泉雅子 渋沢詩子 深江章喜 青木義朗 河野弘 沖雅也 河上喜史郎 郷えい治 高樹蓉子 小高雄二 青木伸子 北島マヤ 橘田良江 岡泰正 晴海勇三 榎木兵衛 木島一郎
配給 ダイニチ映配
制作国 日本(1970)
上映時間 83分

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最終更新日:2026-10-04 02:00:01

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