P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-07-19
東京都写真美術館で開催中の四つの場所に拘わるストーリー性の在る写真家の1人,内藤正敏の〈出羽三山〉の主題は生と死の宗教儀式,祭りと都会の高層ビルを連結させて本篇に重なる❗️
がっさん
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東京都写真美術館で開催中の四つの場所に拘わるストーリー性の在る写真家の1人,内藤正敏の〈出羽三山〉の主題は生と死の宗教儀式,祭りと都会の高層ビルを連結させて本篇に重なる❗️
劇場公開時に脚本の高山由紀子が都会のビルの一室に籠ってシナリオを書き上げた感想を語っていた。秘境の月山の山奥と東京沙漠の孤独が恰も通じ合っているのだ…云々。映研の友が何か映画評をと言って来た時に取り上げたのが岩波ホールでロードショーの本編だった。森敦原作の映画は漢詩で締め括られるが、エロスとタナトスの密教思想が其処に在った。エキストラの村人の存在が妙に生々しくセミ・ドキュメントの様でも有ったがー。