生きてはみたけれど 小津安二郎伝 作品情報
いきてはみたけれどこづやすじろうでん
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
「生きてはみたけれど 小津安二郎伝」の解説
生涯五十四本の映画を作り、キネマ旬報ベスト・テン三年連続第一位という前人未踏の記録を始め、日本映画史に数々の名作を残した小津安二郎監督が逝って二十年。この映画は、小津作品の名作の中から忘れられない名場面を拾い上げ、その間を小津安二郎と関りあった多くの俳優、監督、スタッフ、文化人等の証言と六十年の生涯の克明な記録によって、継ぎ合せ、彼の一生を描く。脚本構成は井上和男と高岡享樹の共同執筆、監督は「喜劇 黄綬褒賞」の井上和男、撮影は「渚の白い家」の兼松煕太郎がそれぞれ担当。登場する人々は、岸恵子、司葉子、有馬稲子、淡島千景、岡田茉莉子、杉村春子、桜むつ子、東野英治郎、笠智衆、中村伸郎、須賀不二男、三上真一郎、木下恵介、今村昌平、佐々木康、新藤兼人、斎藤良輔、厚田雄春、浜田辰雄、今日出海、横山隆一、川喜多かしこ、ドナルド・リチー、佐藤忠男、中井貴恵、野田静(野田高梧未亡人)、野村八重子(伏見晃未亡人)、小津新一(兄)、小津信三(弟)山下とく(妹)。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1983年10月29日 |
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キャスト |
監督:井上和男
出演:岸恵子 司葉子 有馬稲子 淡島千景 岡田茉莉子 杉村春子 桜むつ子 東野英治郎 笠智衆 中村伸郎 須賀不二男 三上真一郎 木下恵介 今村昌平 佐々木康 新藤兼人 斎藤良輔 厚田雄春 浜田辰雄 今日出海 横山隆一 川喜多かしこ ドナルド・リチー 佐藤忠男 中井貴恵 野田静 野村八重子 小津新一 小津信三 山下とく |
配給 | 松竹 |
制作国 | 日本(1983) |
上映時間 | 123分 |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-06-16
またキネマ旬報編の日本映画の黄金時代には淡島千景がインタビューの中で監督の演出術を廻る興味深いエピソードが縷々語られて,本篇の小津安二郎監督にも言及が。テイクを何度も繰り返す小津演出に就いての戸惑いも在った見たいだが,お人形さん見たく操る理由では無くて非常に的確だと。監督によって無言の怖さとかいろんな演出術が有る様だが優れた監督陣に恵まれ