アラジンと魔法のランプ(1982) 作品情報

あらじんとまほうのらんぷ

昔々、東洋と西洋の中間あたりに、大変栄えた国があった。大きな都の中央には美しい宮殿があって、その周辺はいつもにぎわっていた。だが王様が欲ばりなために、市民の生活は貧しく、母親と二人暮らしのアラジンの家も、その日の食物に困るほどだった。ある日、都に一人の妖術師がやって来て、アラジンに、家来になれば大金をやると持ちかけた。そして妖術師はアラジンを大きな岩の前に連れて行き、呪文で岩を真っ二つに裂いて入口を開けると、自分がつけていた指輪を渡し、岩の中に入って古ぼけたランプを持ってくるように命じた。アラジンはランプを見つけ、外に出ようとした時、入口が閉じてしまった。閉じこめられてしまったアラジンが、祈るように両手を合わせた瞬間、ランプから白い煙が立ちのぼり、中から魔物が現われた。「御主人様、何か御用ですか」その魔物は指輪の持ち主の召使いだったのだ。この魔物の力を得てアラジンは、無事に地下から脱出することができた。それからは困った時に魔物を出しては願いごとを叶えてもらい、一目惚れしたブドール姫ともめでたく結婚できた。そんなある日、あの妖術師が再び都に現われ、ブドール姫をだましてランプを奪い、魔物の力で姫を宮殿ごと遠い国へ連れ去ってしまった。アラジンは宮殿を捜し出すと、姫と力を合わせてランプを取り返した。怒った妖術師はあらゆる魔法を使って逃げる二人に襲いかかるが、ついにアラジンは妖術師を倒すのだった。

「アラジンと魔法のランプ(1982)」の解説

『アラビアンナイト』の中で、とりわけ馴染みの深い「アラジンと魔法のランプ」の長編アニメ化。脚本は「ゆき」の宮崎晃、監督は笠井由勝、撮影は武井利晴がそれぞれ担当。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1982年3月13日
キャスト 監督笠井由勝
出演神谷和夫 鈴鹿景子 金内喜久夫 七尾伶子 坂口芳貞 北村和夫 小瀬格 冷泉公裕 仲恭司 北村和夫 加藤武
配給 東映
制作国 日本(1982)
上映時間 65分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:55

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