ストリート・オブ・クロコダイル 作品情報
すとりーとおぶくろこだいる
荒れ果てた田舎の博物館にひとりの男が迷い込む。男はそこに展示されていたクロコダイル通りの古地図を眺め、覗き見式のキネトスコープでクロコダイル通りの模型を見る。機械仕掛けの模型はほこりと鉄さびで動きを止めていたが、男の垂らしたツバで作動を開始する。模型の中にいたパペットの男は、クロコダイル通りをさまよい、とある仕立て屋の作業部屋にたどりつく。当否を剥ぎ取られたマネキン人形の仕立て屋たちは、男の首をすげかえ、仕立て屋の紙で生の肝臓を丁寧に包むのだった。
「ストリート・オブ・クロコダイル」の解説
1942年にゲシュタポに射殺されたポーランドの画家で作家でもあったブルーノ・シュルツの短編『大鰐通り』を基に、双子の人形アニメーション作家ブラザーズ・クエイが手掛けた作品。古びた機械の持つ奇妙なエロティシズムと仕立て屋の人形たちの無気質な不気味さが本物のツバや臓物によって強調される。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1989年1月6日 |
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キャスト |
監督:スティーヴ・クエイ
ティム・クエイ
原作:ブルーノ・シュルツ |
配給 | イメージフォーラム |
制作国 | イギリス(1986) |
上映時間 | 20分 |
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