100人の子供たちが列車を待っている 作品情報
ひゃくにんのこどもたちがれっしゃをまっている
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
「100人の子供たちが列車を待っている」の解説
チリのサンティアゴで低所得者のために映画教室を開いているアリシア・ベガと、生徒である子供たちの姿を描くドキュメンタリー映画。製作はベアトリス・コンザーレス、監督はイグナシオ・アグエロ、撮影はハイメ・レイエスとホルヘ・ロートが担当。作品は、84年からチリの各地で映画教室を開いているアリシア・ベガが、86年にサンティアゴのロ・エルミーダで行った半年間の教室の模様をとらえたもの。小さな時から親と共に重労働したり、お金を稼いだりして身につけるものや学用品を買ったりしている子供たちのほとんどは、映画を観に行ったことがない。そんな子供たちにベガは、網膜残像に関する初歩的知識を始め、映画の歴史や構造、あるいは映画史を教えてゆく。そして子供たちは、リュミエール兄弟やチャップリン、ディズニーの映画に親しんでゆく中で、映画技術を体験する。映画は、こうした子供たちの成長を、好奇心と期待に満ちた表情とで、感動的に映し出してゆくのである。カラー、16ミリ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1990年6月1日 |
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キャスト | 監督:イグナシオ・アグエロ |
配給 | パンドラ |
制作国 | チリ(1988) |
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