バビロン 愛欲の予言 作品情報
ばびろんあいよくのよげん
2月28日の夜、知性を売り物にし、合理主義を掲げる小説家の頭を、性的欲求という狂気が襲った。潜在意識の中から生まれたその欲望は、あたかも自分がハーレムにいるような幻想となって彼の前に現われた。妖艶な女から幼い少女まで、次々と美しい女たちが登場し、狂いながら舞い踊る。彼女たちは皆、自らの性的魅力を知り尽くし、それを誇示するように振る舞っている。そして彼女たち美しい妖精たちは、男のナーヴァスな心を弄ぶように男を甘い享楽へと誘惑し続ける。それは2月29日の夜、奇しくも彼の誕生日のことであった。
「バビロン 愛欲の予言」の解説
ギリシャ3大悲劇詩人の1人、エウリピテスの戯曲『バッカス祭の女たち』をモチーフに、頽廃的な愛と性を描く。監督・脚本は本作品が日本での公開第一作となるコスタ・フェリス、撮影はタキス・ゼルヴォラコス、音楽はセシア・パナヨトゥが担当。出演はアルキス・パナヨティデスほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1989年7月17日 |
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キャスト |
監督:コスタ・フェリス
出演:Alkis Panayotidis Sotiria Leonardou Giorgos Moschidis Contantinos Paliatsaras |
配給 | コムストック |
制作国 | ギリシャ(1988) |
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