北国の旅愁 作品情報
きたぐにのりょしゅう
カナダ娘カロライン(A・スチュアート)は、突然バンクーバーの邸をとびだし、ケベックに住みついた。フランス語の教師になり、マークと愛し合い、新しい環境になじんだ頃、かつての恋人で結婚まで誓ったピーター(R・ハウェイ)がやって来た。カロラインは混乱した。そんな折、父スティーブンから再婚するから帰るようにと言ってきた。相手は彼女の学友エミリーだった。カロラインはピーターと共に帰ることにした。が、マークも同行することになった。バンクーバーの邸に着いてからの数日は、奇妙な三角関係が展開された。ピーターの積極的な誘惑にカロラインは、マークとうまく別れられればと約束はしたものの、彼女は迷っていた。それどころか、彼女の心は、父の結婚で、大きく揺れ動いていた。彼女は、父親に対してふしぎな感情を持っていた。崇拝というよりも、もっと以上の。婚約パーティに集まった上流階級の連中にいやけがさしたマークは翌朝ケベックに帰ることにし、ピーターに空港まで送ってくれるよう頼んだ。しかし、ピーターもまたカロラインが決して自分を愛してはいないことを知り、結婚を断念していた。こうしてカロラインの恋人は二人とも、彼女から離れていった。
「北国の旅愁」の解説
ロン・ケリーとジョージ・C・ロバートソンの脚本をロン・ケリーが監督した女性映画。撮影はデニス・ギルソンとポール・リーチ、音楽をエルドン・ラスバーン、美術をアール・プレストン、編集をバーニー・ハウェルズ。出演はアレクサンドラ・スチュワルト、フランソワ・タッセなど。製作はウォルフォード・ヘウィッソン、総製作はロバート・アレン。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:ロン・ケリー
出演:アレクサンドラ・スチュワルト フランソワ・タッセ Robert Howay シャロン・エイカー William Needles |
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配給 | ユナイト |
制作国 | カナダ(1968) |
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