青い殺意 作品情報
あおいさつい
約12年前、幼い兄妹を残し何もかも燃えつきた跡地に最新設備をそなえた映画スタジオが完成した。その数日前に、このスタジオ建設に関わっていた女優が殺害されたこともあり、会場はマスコミでにぎわった。ゴシップライターのマーチン(ジェラール・ダーモン)もその一人で、そこからの帰途の列車の中で旧友のカメラマン、レコックと再会した彼は、同時に隣席に座った女性ルー(アナイス・ジャネレ)に魅了される。駅につくや、マーチンはルーに食事の約束を取りつけるが、その頃レコックは何者かによって殺されていた。駅員の証言から容疑者としてマーチンが指名手配されるが、何も知らない彼はその夜、ルーと一夜を共にする。が、それ以後、彼の周辺には次々と奇怪な事件が起きる。実は彼女こそ、12年前の火事で生き残った少女だったのである。放火によるその事件で、全てを失った彼女は、すでに復響の鬼と化していた。しかし次第に窮地に追い込まれるマーチンのルーへの愛は、いつしか彼女の心を激しく揺さぶってゆく……。
「青い殺意」の解説
ある女性を愛したことにより次第に窮地に追いつめらることになるひとりの男の姿を描くサスペンス映画。製作はアラン・サルド、監督・脚本は本作品がデビューになるミゲル・クルトワ、共同脚本はフィリツプ・コンベネグル、撮影はイヴ・ダーンが担当。出演はジェラール・ダーモン、アナイス・ジャネレほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1988年10月15日 |
---|---|
キャスト |
監督:ミゲル・クルトワ
出演:ジェラール・ダーモン アナイス・ジャネレ フィリップ・コンベネグレ Sylvie Orcier ジャン・ルージュリー |
配給 | アルシネテラン |
制作国 | フランス(1988) |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「青い殺意」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。