夕なぎ(1972) 感想・レビュー 2件

ゆうなぎ

総合評価5点、「夕なぎ(1972)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-05-14

二人の男と一人の女の愛のトライアングルとくれば、恋愛映画、とりわけフランス映画の定番だ。

この手のラブ・ロマンスが魅力あるものになるかどうか、第一のキーポイントは、”女”。

誰が見ても、二人の男から熱烈に愛されるに相応しい女性でなければ、やはり、リアリティに欠けるし、観ていてシラケてしまうだろう。

その点、ロミー・シュナイダーは、まさにハマリ役だ。
特に、男たちの間で微妙に揺れ動きながらも、あくまでも、男の所有物になることを拒み、コケティッシュなくらい自由奔放に振る舞う、その生き様が、何とも小気味良い。

そんな彼女に逃げられて、共同生活をしながら、失恋の痛手を癒し合う男二人の、思わず苦笑したくなるような可笑しさ。

クロード・ソーテ監督の端切れの良い、流暢な演出が冴え渡っていると思う。

エスプリとユーモアと、そこはかとない皮肉の効いた、大人向けの愛の物語だ。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-02-17

再び視聴すると昔映画館で親戚の娘と観た記憶がふと蘇る本篇何だろう

最終更新日:2024-05-24 16:00:02

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