Mr.レディMr.マダム3 ウエディングベル 作品情報
みすたーれでぃみすたーまだむすりーうえでぃんぐべる
南仏サントロペでオカマ・クラブ“狂人の檻”(ラ・カージュ・オー・フォール)を営むレナート(ウーゴ・トニャッティ)とアルバン(ミシェル・セロー)は、夫婦同然の絆で結ばれている。ある日、スコットランドに住む伯母が亡くなり、その遺言で、莫大な遺産がアルバンに手渡されることになる。久しぶりの男装でスコットランドに急いだアルバンは、残された遺産が1憶8000万ドルにも及ぶと聞いて驚く。しかし、それには条件がついており、結婚して18カ月以内に嫡子をもうけなければいけないとあった。その条件が満たされない場合は、従弟のモティマ(サヴェリオ・ヴァローネ)に渡ることになっていた。サントロッペでは、アルバンの帰りを待ちかねるレナートの姿があった。店の経営が思わしくなくお金を必要としている彼は、アルバンから事情を聞いて嘆くが、一案を講じた。“女”になりきってしまっている彼を男にする訓練をして仮りの結婚をさせようというのだ。早速結婚相談所にアルバンを連れてゆくレナート。そんな彼にアルバンは失望し、自殺をするという置き手紙を残して家出してしまう。線路に横たわって列車が通るのを待っているアルバンのもとにレナートがかけつけ、自殺を止めた。その帰途、後方から走ってきたオートバイが横転し、乗っていた若い女性を救った。彼女シンディ(アントネラ・インテルレンギ)は、妊娠した末に恋人に捨てられ自暴自棄になっていた。レナートは、そんな彼女の様子を見て名案を思いついた。アルバンの仮の結婚相手にして、生まれてくる子供を二人の子供にするというものだ。その計画に乗ることに同意したシンディは、そんな矢先、“狂人の檻”に来ていたモティマと知り合い、お互いに惹かれ合うものを感じるようになっていた。アルバンとシンディの結婚の当日、何とアルバンは白ムクの花嫁姿。シンディのとなりにはモティマが。遺産をモティマが継ぎ、それをアルバンと分けるという話ですべてが丸くおさまるのだった。
「Mr.レディMr.マダム3 ウエディングベル」の解説
ゲイ・クラブ“狂人の檻”を経営するレナートとアルバンの“夫婦”に、アルバンの伯母からの遺産話がころがり込んだことから起こる騒動を描く。エグゼキュティヴ・プロデューサーはマルチェロ・ダノン。監督は「恋にくちづけ」のジョルジュ・ロートネル。脚本はミシェル・オーディアール、ジャック・オーディアール、マルチェロ・ダノン、ジョルジュ・ロートネル、ジェラルド・ランベール、撮影はルチアーノ・トヴォリ、音楽はエンニオ・モリコーネが担当。出演はウーゴ・トニャッティ、ミシェル・セローなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1986年9月27日 |
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キャスト |
監督:ジョルジュ・ロートネル
出演:ウーゴ・トニャッティ ミシェル・セロー アントネラ・インテルレンギ ミシェル・ガラブリュ ベニー・ルーク ステファーヌ・オードラン ウンベルト・ラホ |
配給 | コロムビア |
制作国 | フランス イタリア(1986) |
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