マザーズボーイ 危険な再会 作品情報

まざーずぼーいきけんなさいかい

3年前、突然、建築家の夫ロバート(ピーター・ギャラガー)と3人の子供たちを残して家を出たジュード・マディガン(ジェイミー・リー・カーティス)が戻ってきた。12歳になった長男ケス(ルーク・エドワーズ)が生まれて以来、3回も家出を繰り返している彼女に、実母リディア(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)でさえロバートの味方をした。夫に、息子たちの学校の教頭を務めるキャリー(ジョアン・ウォーリー・キルマー)という新しい恋人がいるのを知ったジュードは陰湿な手口で彼女を責める。続いてケスを連れ出し、セックスに興味を覚えはじめた息子の心理に訴え、美しい裸身をさらした。母に吹き込まれた計画を弟たちに話しているところを聞いたリディアは、ケスともみ合ううちに階段から転落して入院する。ケスは裁判ゲームと称してキャリーの自由を奪った。ところが6歳のベンがケガを負い、キャリーはケスと共に病院へ運ぶが、ジュードの細工で車のブレーキが効かず、車は谷底へ転落しそうになる。駆けつけたジュードは2人を助け、かつて彼女の父親がそうしたように、息子の見ている前で深い谷底へ身を投げた。

「マザーズボーイ 危険な再会」の解説

わが子を利用して、夫の恋人を殺そうとする妻の異常な行動を描いたサイコスリラー。ゴールド・ダガー賞(英国推理作家協会最優秀長篇小説賞)受賞作の『パーフェクト・マーダー』などで知られるバーナード・テイラーの小説を、カナダのTV界出身で本作でハリウッドに進出したイヴ・シモノーの監督で映画化。製作はジャック・E・フリードマンとウェイン・S・ウィリアムス、エグゼクティヴ・プロデューサーはランダル・ポスター、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ウェインスタイン。脚本はバリー・シュナイダーとリチャード・ハウリー。撮影はエリオット・デイヴィス、音楽は「ヘルバウンド 地獄のヒーロー5」のジョージ・S・クリントンが担当。主演は「フォーエヴァー・ヤング 時を超えた告白」のジェイミー・リー・カーティス。共演は『ニュージーズ』(V)のルーク・エドワーズ、「ウィロー」のジョアン・ウォーリー・キルマー、「ハワーズ・エンド」のヴァネッサ・レッドグレーヴ、「ザ・プレイヤー」のピーター・ギャラガー。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1994年4月23日
キャスト 監督イヴ・シモノー
原作バーナード・テイラー
出演ジェイミー・リー・カーティス ジョアン・ウォーリー・キルマー ピーター・ギャラガー ヴァネッサ・レッドグレイヴ ルーク・エドワーズ コリン・ウォード ジョーイ・ジマーマン
配給 松竹富士
制作国 アメリカ(1994)
上映時間 97分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「マザーズボーイ 危険な再会」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:04:00

広告を非表示にするには