ホーカス・ポーカス 作品情報
ほーかすぽーかす
マサチューセッツ州セイラム。魔女伝説が今も生きる小さな町に、今年もハロウィンがやって来た。皆が盛り上がる中、高校生マックス(オムリ・カッツ)だけが、妹ダニー(ソーラ・バーチ)のお菓子集めに付き合うハメになったため、ひとり浮かない顔。何軒目かに訪れた豪邸は、憧れのクラスメイト、アリスン(ヴィネッサ・ショウ)の家だった。急に機嫌の良くなったマックスは、彼女と妹と共に、森の″魔女の家″を探検しようと持ちかける。その家には300年前、サンダーソンという魔女の三姉妹が住んでおり、不死の魂を得るために子供たちの精気を吸い取っていたという恐ろしい言い伝えがあった。3人は村人に吊るし首にされたが、長姉ウィニー(ベット・ミドラー)は死に際に、「いつかハロウィンの夜に、若き童貞が私たちを蘇らせる。その時は町中の子供たちを食べてやる」と言い残したという。それは迷信だと言い切るマックスは、アリスンの気を引こうと、″魔女の家″にあった″黒い炎のロウソク″に火をつける。その途端、地鳴りが起こり、ウィニー、メリー(キャシー・ナジミー)、サラ(サラ・ジェシカ・パーカー)の魔女姉妹が蘇った。魔女たちは早速、ダニーに目を付け、秘薬を飲ませて彼女の精気を奪おうとする。その時、どこからか黒猫が現われ、人間の言葉で「魔女の本を奪って逃げろ」と叫んだ。猫の正体は、300年前にウィニーに呪いをかけられた少年サッカリー(スティーヴ・ヴォボリル)だった。本がなければ秘薬は作れない。朝までに子供の精気を吸い取らないと、魔女たちは塵になってしまう。サッカリーに導かれ、逃げるマックスたち。そうはさせじと、ホウキに跨がって追いかける魔女姉妹。墓場から出てきたヘンなゾンビも加わり、珍妙な追跡劇が展開。マックスたちは墓場で魔女たちと戦うが、朝が来て太陽の光を浴びた魔女たちは滅びる。サッカリーの呪いの解け、人間の姿に戻った。
「ホーカス・ポーカス」の解説
夜空を駆ける3人の魔女と子供たちの戦いを、SFXを駆使して描いたコメディ。監督は「ワン・フロム・ザ・ハート」「ダーティ・ダンシング」などの振付師を経て、『ニュージーズ』(V)でデビューしたケニー・オルテガ。『クリッター2』(V)のミック・ギャリスとデイヴィッド・カーシュナーの原案を、ギャリスとネイル・カスバートが脚色。製作は「チャイルド・プレイ」シリーズのデイヴィッド・カーシュナーと「いまを生きる」のスティーヴン・ハフト。撮影は「ロケッティア」のヒロ・ナリタ、音楽は「ガンメン」のジョン・デブニーが担当。主演はグラミー賞シンガーにして「結婚記念日」などで女優として活躍するベット・ミドラー、「スリー・リバース」のサラ・ジェシカ・パーカー、「天使にラブ・ソングを…」「同・2」のキャシー・ナジミー、「パトリオット・ゲーム」「ゆかいな天使<ペット>トラブる・モンキー」のソーラ・バーチ。共演は「マチネー 土曜の午後はキッスで始まる」のオムリ・カッツ、「涙のキック・オフ」のヴィネッサ・ショウほか。「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の併映作としてスプラッシュ公開。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1994年10月29日 |
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キャスト |
監督:ケニー・オルテガ
出演:ベット・ミドラー キャシー・ナジミー サラ・ジェシカ・パーカー オムリ・カッツ ソーラ・バーチ ヴィネッサ・ショウ |
配給 | ブエナ ビスタ インターナショナル ジャパン |
制作国 | アメリカ(1993) |
上映時間 | 97分 |
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