P.N.「無為自然、和合同一。」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2025-09-19
流石、コロンビア映画。
職人技と言える手法に、見事に、落とし込んだ作品。
ちょっと、「ロッキー」していますが、家族や仲間とも、気軽に楽しめるよう仕上がって居ます。
まぁ、主人公が、余り冴えず、ヒロインが大人びているのは、アメリカと日本の価値観の違い。
日本だと、割と美男美女設定でも、アメリカでは、苦しみ葛藤を抱える主人公が愛され、余り、美男美女コンビは、好まれないようです。
最近のアメリカと日本のランキングの大きな違いは、価値観が影響しているようです。
なので、作品は、アメリカの価値観に、ストーリーを落とし込んでいますから、いまいちな方には、その辺でしょう。
空手が、メインのタイトルですが、すっかり、カンフーに呑み込まれています。
ただ、嬉しいのは、すべてを融合するには、日本の空手が必要。和合一致。
又、様々な道(タオ)には、余計な計らいが無い、無為自然。
仕事から、様々な、武道、無為自然な姿に、本物が、あります。
空手の型に、礼に始まり礼に終わるが、有りますが、これも、自らの主軸を整え、油断大敵の精神性を宿る意味ある動作。意味なく、何事も、有りません。
茶道の複雑な所作も、無為自然の境地、無、でこそ、堂に入っる様なもの。
矢張り、空手でないと、世界は、包み込めない。
正に、コロンビア映画も、ソニーが包み込みながら、前に出過ぎない無為自然。