岸辺露伴は動かない 懺悔室 作品情報
きしべろはんはうごかないざんげしつ

相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を持つ漫画家・岸辺露伴(高橋一生)は、ヴェネツィアの教会で仮面を被った男の恐ろしい懺悔を聞く。それは25年前に誤って浮浪者を殺したことでかけられた「幸せの絶頂の時に“絶望”を味わう」呪いの告白だった。幸福から必死に逃れようと生きてきた男は、ある日無邪気に遊ぶ娘を見て「心からの幸せ」を感じてしまう。その瞬間、死んだはずの浮浪者が現れ、ポップコーンを使った試練に挑まされる。「ポップコーンを投げて3回続けて口でキャッチできたら俺の呪いは消える。しかし失敗したら最大の絶望を受け入れろ……」。奇妙な告白にのめりこむ露伴は人の記憶や体験を読むことができる特殊能力を使ってしまう……。やがて自身にも「幸福になる呪い」が襲いかかっていることに気が付くが……。
「岸辺露伴は動かない 懺悔室」の解説
荒木飛呂彦の人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ『岸辺露伴は動かない』の実写映画。2020年より高橋一生主演でドラマ化されている本シリーズの劇場版第2弾。漫画シリーズ最初のエピソード「懺悔室」を、邦画初となる全編ヴェネツィアロケにて撮影した。主人公の岸辺露伴を引き続き高橋一生、バディ的存在の露伴の担当編集・泉京香を飯豊まりえ。さらに懺悔室で露伴に恐ろしい告白をする謎の男・田宮を井浦新、幸運に翻弄される仮面職人・マリアを玉城ティナ、ただならぬ形相で呪いの言葉を放つ浮浪者・ソトバを戸次重幸、呪いによってポップコーンを使った試練に挑む男・水尾を大東駿介など多彩な俳優陣が集結した。幸福という名の“呪い”が露伴にも襲いかかってくる時、物語はどのような結末を迎えるのか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2025年5月23日 |
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キャスト |
監督:渡辺一貴
原作:荒木飛呂彦 出演:高橋一生 飯豊まりえ 玉城ティナ 戸次重幸 大東駿介 Andrea Bellacicco 井浦新 |
配給 | アスミック・エース |
制作国 | 日本(2025) |
上映時間 | 110分 |
公式サイト | https://kishiberohan-movie.asmik-ace.co.jp/ |
(C) 2025「岸辺露伴は動かない 懺悔室」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
予告編動画
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「道化師の、そぅねっと!?」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-05-27
子供の頃、旅番組で、ナレーションのみの丁寧なものを思わせる仕上り。
まぁ、それも無理はない理由。
原作やドラマは、観てないが、映画は、二度目。
ただ、この作品の主人公の生き方は、丁寧に生きる生き方だと納得する。
丁寧に生きると意識が変わり、見方が変わる。
丁寧に生きるとは、様々な言葉を含有する。
それは、静寂であったり、愛であったり、美しさであったり。
丁寧に生きる時、人は、人生を新たな意識、意味で観察し始める。
ありのままの本性さえ読み取れる。
歌劇「リゴレット」の
リグレット(後悔)が、ベースなので、井浦新の設定は、そこを押さえるといとおかし。
前回のルーブルも凄かったが、今回も、協力体制が凄い。
丁寧に、生きると自分だけでなく、見えない、不思議なサポートさえ感じる。
その意味でも、新たな発見をもたらした作品には、感激と感謝でした。次回も、是非、期待したい。