太陽と桃の歌 作品情報

たいようともものうた

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スペイン・カタルーニャ。三世代にわたる大家族で桃農園を営むソレ家が例年通り収穫を迎えるころ、夏の終わりに土地を明け渡すよう地主から言われる。桃の木を伐採して、代わりにソーラーパネルを敷き詰めるためだ。父親は激怒するが、妻と妹夫婦はパネルの管理をすれば楽に稼げるという言葉に心を動かされる。祖父は賭け事に懸けようとし、父は取り付く島もなく、長男は資金稼ぎに畑の片隅で大麻を栽培し始める。てんでバラバラに桃農園の危機を乗り越えようとして大げんかになり、一家に大きな亀裂が入ったまま最後の収穫が始まろうとしていた……。

「太陽と桃の歌」の解説

「悲しみに、こんにちは」のカルラ・シモン監督の長編2作目にして、第72回ベルリン国際映画祭金熊賞(最高賞)を受賞したヒューマンドラマ。桃農園を営む大家族が地主から桃の木を伐採してソーラーパネルを敷き詰めると告げられ、家族崩壊の危機のなか最後の収穫を迎える姿を描く。前作同様にスペインのカタルーニャ地方を舞台に、豊かな大地と実り、きらめく夏の陽光と風をとらえた。プロの俳優ではなく、その地に愛着を持つ地元の人々を起用。家族の生き生きとしたやりとりが、不当な現実と怒りを浮き彫りにする。

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2024年12月13日公開予定
キャスト 監督カルラ・シモン
出演ジョゼ・アバッド ジョルディ・プジョル・ドルセ アンナ・オティン アルバート・ボッシュ シェニア・ロゼ
配給 東京テアトル
制作国 スペイン=イタリア(2022)
上映時間 121分
公式サイト https://taiyou-momo.com/

(C) 2022 AVALON PC / ELASTICA FILMS / VILAÜT FILMS / KINO PRODUZIONI / ALCARRÀS FILM AI

予告編動画

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最終更新日:2024-11-11 13:31:12

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