P.N.「シエ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-11-21
主人公が自閉症という事で重い内容かな?と思いながら見たのですが案外そうでもなくて石村氏の作品に興味の有る方は楽しめる内容かもしれません。お涙頂戴的な作りではなくドキュメンタリー的な作品で、所々で出てくる石村氏の日常会話に笑いを誘われたのも明るい仕上がりに感じた理由です。見終わって思ったのはけがや病気といった肉体の症状では医者をあてにしても良いけど心の問題ではそうでもないんだなぁという事でした。
にいはまひかりものがたりあおいらいおん
総合評価3.33点、「新居浜ひかり物語 青いライオン」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
主人公が自閉症という事で重い内容かな?と思いながら見たのですが案外そうでもなくて石村氏の作品に興味の有る方は楽しめる内容かもしれません。お涙頂戴的な作りではなくドキュメンタリー的な作品で、所々で出てくる石村氏の日常会話に笑いを誘われたのも明るい仕上がりに感じた理由です。見終わって思ったのはけがや病気といった肉体の症状では医者をあてにしても良いけど心の問題ではそうでもないんだなぁという事でした。
退屈でおもろなかったなぁ
別の映画みるんやった
※このクチコミはネタバレを含みます。 [クリックで本文表示]
石村さん親子の愛のカタチを見た気がしました。
母・有希子さんが、息子・嘉成くんに注ぐ、厳しくも優しい、まるでライオンのような愛情が丁寧に描かれた作品でした。
母と息子二人きり、夕暮れの病室でのシーン。有希子さんが震える手でそっと嘉成くんの頭を撫でる。「もう最後かもしれない」母の気持ちがよく表れていて、涙が止まりませんでした。
親が子を思う。子が親を思う。残された人の心に、いつまでも生き続ける思い。当たり前のようで当たり前ではない、大切な大切な愛のカタチでした。
上映後、舞台挨拶がありました。嘉成さんは、「お母さんのことがいっぱいで、うれしかったです。」と涙ながらに話していました。この映画は、自閉症や療育のことを周知するだけでなく、嘉成くんへの応援歌だと思いました。
詩的な描写がまた、涙を誘いました。
悲しいばかりでなく、最後が嘉成さんの明るく人懐っこい声と笑顔だったのもよかったです。周りの人に大切にされるような子に…というお母さんの思いが叶ってよかったと思いました。