P.N.「ごま豆腐」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2025-01-23
プロセカや初音ミクが好きな人に向けて丁寧に作られた作品です。世界観や数多く登場するキャラたちに関する説明は無いまま話が進むので、プロセカを知らない人は多少なり調べてから見ることを推奨します。(何も知らないまま見たら置いてけぼり喰らいます)
この映画のテーマは「諦めかけてる人たちに前を向いてもらおうと歌で想いを届ける」という普遍的なものであり、それをプロセカという舞台で「初音ミク」という存在を通して描いています。プロセカの映画ですが初音ミクの映画でもあるという印象を受けました。
登場人物の数が多いために中弛みしているパートもありますがキャラはちゃんと可愛い/かっこいいし、後半から終盤に向けて物語が収束していく中でしっかり見せ場もあるため、見終わった時には悪く無い余韻を感じられます。