P.N.「映画少年(元映写技師)」さんからの投稿
- 評価
- ★★☆☆☆
- 投稿日
- 2025-02-26
見終わった後に不快感が残る、言葉悪いけど、胸くそ映画、久しぶりに味わった、’ソウルの春’の2本立てで見た、失敗?重い、きつかった、今この時期に架空の話とはいえこう言う映画を作るアメリカ、絶えず戦争(直接、間接)している国、ベトナムの敗戦から何も学んでいない、戦争にもルールがある、銃を向けるのは銃を持ってる兵士、戦争はルール無用、兵士でなく銃を持っていない丸腰の人間、民間人、報道人、容赦なく撃ち殺す、この映画を見てウクライナ戦争が始まった当初のロシア兵士が武器を持たず民間人を背後から射殺したニュース映像を思い出した、人間は人類始まりから争いの歴史、あらためてこれでは戦争がなくならないを実感した、’サム•ライミ監督のスパイダーマンのM•ジェ-ンを見れたのは嬉しい、先輩カメラマンと新人カメラマン、その新人カメラマンがその狂気の中で変貌していく、最後ラストの不快感、そして今の映画の音の良さにビックリ、凄い、銃撃の音に何度か腰が浮いた、私が映写技師をしていた事からも感じるのは、映画の一番の進歩は音の良さだと思う、サイレントからトーキー、白黒からカラー、フイルムからデジタル、私が映写技師を始めた頃はモノ、ステレオの時代、その後ドルビーの誕生、そのドルビーが進化を遂げていった、それでも私は昔の場末の映画館、パラダイス座のような映画館を探し求めている。