メジャーリーグ 作品情報
めじゃーりーぐ
アメリカンリーグ、東地区クリーブランド・インディアンズは伝統こそあるが、ここ34年間優勝から遠ざかり、Aクラスすら叶わない有様である。急死した夫の跡を継いで新オーナーとなったダンサー上がりのレイチェル・フェルプス(マーガレット・ウィットン)は、本拠地をマイアミに移すため、市の条約に従い、1年間の観客動員数60万人を下回らせようと企んでいた。彼女はマネージャーのチャーリー・ドノヴァン(チャールズ・サイファース)に新チームのリストを渡し、監督のルー・ブラウン(ジェームズ・ギャモン)を始めとする一癖も二癖もある連中を集めさせた。メキシカンリーグのキャッチャー、ジェイク・テーラー(トム・ベレンジャー)や刑務所から仮出所してきたピッチャーのリッキー・ボーン(チャーリー・シーン)たちは、憧れのメジャーリーグ入りに張り切るが、もとより実力のない彼らの戦いぶりは惨めで、連戦連敗を繰り返していた。ある日ジェイクは、町で別れた妻リン(レネ・ルッソ)と出会った。彼女には新しい婚約者がいたが、彼はリンへの断ち切れない愛のためにプレーにより熱がこもっていった。そしてノーコンに悩むリッキーの、その原因が彼の近眼にあることがやがて判明し、メガネをかけて登板するや、見違えるようなピッチングを披露し、チームに勝利をもたらした。が勝利に湧くロッカールームにレイチェルが現れ、悪態をついて出ていったことから、チャーリーたちは事の真相を知り、以後チームの結束は一段と強まり、士気はますます高まった。一転してチームは連戦連勝の快進撃、ついにインディアンズは首位のヤンキーズに並び、優勝の行方は本拠地クリーブランド・ムニシバル・スタジアムでの最終戦に持ち込まれた。そしてこの試合でチームを優勝に導く一撃をかっ飛ばしたジェイクは、リンとの愛も再び手にするのだった。
「メジャーリーグ」の解説
弱小チーム建て直しのために集められた落ちこぼれ選手たちの活躍を描く野球映画。エグゼクティヴ・プロデューサーはマーク・ローゼンバーグ。製作はクリス・チェサーとアービー・スミス、監督・脚本は本作品が日本公開第1作になるデイヴィッド・ワード。撮影は「ルーカスの初恋メモリー」のレイナルド・ヴィラロボス、音楽は「熱き愛に時は流れて」のジェームズ・ニュートン・ハワードが担当。出演は「背信の日々」のトム・ベレンジャー、チャーリー・シーンほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1989年6月24日 |
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制作国 | アメリカ(1989) |
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-02-06
この映画「メジャーリーグの主演はトム・ベレンジャー、チャーリー・シーン、共演はウェズリー・スナイプス。
34年間、優勝から遠ざかっているメジャーリーグチームのインディアンズのオーナーが急死し、その妻が変わって新オーナーになった。
彼女は本拠地をマイアミに移すため、市の条約に従い、1年間の観客動員数60万人を下回らせようと企んでいた。
その為に、ファン離れを狙い、刑務所から仮出所してきたチャーリー・シーンやピークをとっくに過ぎた捕手トム・ベレンジャー等、三流プレイヤーばかりを集めて、故意にチーム最下位を狙うが、それを知った選手たちは、一致団結し優勝を目指すことに。
一言で言うなれば、落ちこぼれ球団の奮闘記といった感じで、万人受けしそうな内容になっている。
キャラも個性的で、主役の割には普通だったトム・ベレンジャーは別として、ムショ上がりのチャーリー・シーンや意外にも小柄なお調子者のウェズリー・スナイプス、キューバから亡命してきた変な宗教者の黒人など、観てて飽きる余地がありません。