マンボ・キングス わが心のマリア 作品情報
まんぼきんぐすわがこころのまりあ
1953年、キューバからニューヨークへ、セサール(アーマンド・アサンテ)とネスター(アントニオ・バンデラス)のカスティーヨ兄弟がやってくる。肉屋で働く仲間とラテン・バンド_マンボ・キングス_を結成し、小さなクラブで演奏活動を始め、次第にメジャーなクラブでも成功を収めるようになる。しかしNYのナイトクラブ界を牛耳る男からの誘いを断ったために、仕事を干され、小さなパーティや結婚式などでの地道な活動を強いられることになる。場末の_クラブ・ババルー_に出演中、ラテン界の大スター、デジ・アーナス(デシ・アルナズ)に認められ、彼の人気テレビ番組『ルーシー・ショー』に出演。その後スター街道を歩み始める。夢がかない、セサールは派手な生活を楽しみ、ネスターはドロレス(マルーシュカ・デートメルス)と結婚した。しかしネスターは、次第に自分たちの在り方に疑問を持ち始め、セサールと対立し始める。ネスターは自分の店を持とうとするが、雪の日に、セサールと、彼の恋人ラナ(キャシー・モリアーティ)を乗せて車を運転している時に、スリップ事故を起こして死んでしまう。弟の遺志を継いで店をオープンさせたセサールは、店のステージで、弟が作曲した『わが心のマリア』を熱唱するのだった。
「マンボ・キングス わが心のマリア」の解説
1950年代、マンボが大流行した音楽界を舞台に、ラテン・ミュージシャンの兄弟の姿を描く。90年度のピュリッツアー賞を受賞したオスカー・イフェロスの小説『マンボ・キングス、愛のうたを歌う』をもとに、これがデビュー作となる「愛は霧のかなたに」を製作したアーネ・グリムシャーが監督。製作はグリムシャーと「JFK」のアーノン・ミルチャン、エグゼクティヴ・プロデューサーはスティーヴン・ルーサー、脚本は「イン・カントリー」のシンシア・サイダー、撮影は「恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」のミハエル・バルハウス、音楽は「リトル・マーメイド」のロバート・クラフトが担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1992年12月18日 |
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配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
制作国 | アメリカ(1992) |
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