ボー・ジェスト(1966) 作品情報

ぼーじぇすと

1906年のサハラ砂漠。孤立するジンダーヌーフ砦が凶悪な原住民ツアレグ族の攻撃をうけて、全滅の危機に陥った。救援隊が来た時、ただ1人、生き残った負傷兵が、砦攻防の模様を語ったーシディ・ベル・アベの外国人部隊の特務曹長ダジノー(テリー・サヴァラス)は、残忍な性格で、中でも、イギリス紳士ボー(ガイ・ストックウェル)に対しては過酷だった。彼は、愛人の夫の罪をかぶり外国人部隊に加わったのだった。彼らの中隊長ド・リュース中尉はダジノーが兵士を憎むのは、昔部下の失策で階級を下げられたためと話した。そして、ボーの入隊理由を聞き、彼にボー・ジエスト(雄々しい手柄)という名をさずけた。その頃、ツアレグ族が蜂起した。ド・リュースの中隊がジンダーヌーフ砦に派遣された。隊の中には、兄の行方を探すため外国人部隊に入ったボーの実弟ジョンもいた。砦ではド・リュースが負傷し、ダジノーが替って指揮をとることになり、彼の残忍性はいや増した。兵士たちは反乱を起こした。ダジノーを捕えた時、ツアレグ族がせめてきた。指揮官としてはダジノーしかいない。殺すわけにはいかない。原住民の攻撃は猛烈をきわめ、ダジノーとボーしか生き残らなかった。やっと救援隊が来た。だがダジノーは、兵士の反乱を知っている唯一の生存者ボーを殺そうとした。2人は、もみあううち拳銃の暴発でダジノーは倒れた。ー救援隊が来た時、負傷しながらもボーは、隊長以下全員、砦を死守したとのみ、報告するのだった。

「ボー・ジェスト(1966)」の解説

パーシヴァル・クリストファー・レンの小説『ボー・ジェスト』を、TV出身のダグラス・ヘイズが脚色・監督した外国人部隊もので、3度目の映画化。撮影はバッド・サッカリー、音楽はハンス・J・サルターが担当。主題歌「ボー・ジェスト・マーチ」の作曲はハル・ホッパー。出演は「バルジ大作戦」のテリー・サヴァラス、「大将軍」のガイ・ストックウェル、「ハーロー」のレスリー・ニールセンほか。製作はウォルター・セルツァー。

公開日・キャスト、その他基本情報

配給 ユニヴァーサル
制作国 アメリカ(1966)

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「ボー・ジェスト(1966)」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:04:02

広告を非表示にするには