ペギー・スーの結婚 作品情報
ぺぎーすーのけっこん
アメリカ中西部。ブキャナン・ハイスクールを25年前に卒業したペギー・スー(キャスリン・ターナー)は、チャーリー・ボデル(ニコラス・ケイジ)と結婚して2児に恵まれたものの、夫は家業の電気屋に忙しく外に女を作って別居中である。そんなころ、同窓会が開かれることになった。会場には、キャロル(キャサリン・ヒックス)を始め懐かしい顔がいっぱいだ。ペギーにとっては一気に青春の日々に引きこまれる思いだった。その夜のハイライトとしてクイーンとキングが選ばれることになり、キングには科学者のリチャード(バリー・ミラー)、クイーンにはペギーが選ばれた。が、興奮した彼女は、その場で卒倒してしまった。気がつくと、ペギーの視野には、25年前の学校内の有様が広がった。彼女は25年も前にタイム・スリップしてしまったのだ。家に帰るとママ(バーバラ・ハリス)とパパ(ドン・マレー)、妹(ソフィア・コッポラ)がいる。TVでは“ディック・クラーク・ショー”をやっている。彼女は自分が過去に戻ってしまったことを知った。そして、失われた青春をやり直そうと考えた。学校で、彼女はまだステディのチャーリーと会う。このまま行けば、2人の破局は目に見えている。同じ轍を踏むまいと、彼女はチャーリーをさけた。一方、子供たちのことが気になり、未来へ戻らなければと焦るペギーは、リチャードにタイム・トラヴェルの可能性を打診したりした。孤独な文学青年マイケル(ケヴィン・J・オコナー)と一夜を過ごし、将来の夢について語り合ったこともある。祖父母に会いに行き、祖父たちの時間旅行の儀式で未来へもどろうとした。雷鳴がとどろくなか、彼女はチャーリーに連れ出されて納屋で抱き合う。気がつくと病院のベッドの中でチャーリーが見守っていた。心を入れ変えるよという夫、それを見て喜ぶ娘。同窓生からの励ましの花にまじって、マイケルから贈られた処女作があった。
「ペギー・スーの結婚」の解説
25年前のハイスクール時代にタイム・スリップした主婦の数奇な体験を描く。製作はポール・R・グリアン、エグゼクティヴ・プロデューサーはバリー・M・オズボーン、監督は「コットンクラブ」のフランシス・フォード・コッポラ、脚本はジェリー・レイクトリング、アーレン・サーナー、撮影はジョーダン・クローネンウェス、音楽はジョン・バリー、編集はバリー・マルキンが担当。出演はキャスリーン・ターナー、ニコラス・ケイジほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1987年4月18日 |
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配給 | コロムビア映画 |
制作国 | アメリカ(1986) |
上映時間 | 103分 |
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