ビートルズがやって来る ヤア!ヤア!ヤア! 作品情報
びーとるずがやってくるやあやあやあ
リバプールにポール、ジョン、ジョージ、リンゴー(全部本人)ら4人の若者が「ビートルズ」という楽団を作って国中を回り歩いていた。ポールの祖父ジョン(ウィルフリッド・ブランビル)は彼らをなんとかして世に出したいものと、思案していた。また、ノームは彼らのマネージャーで、大変な行動派だった。彼らには、金持面をした旅行者をさけ貨物車に逃げ出す位の青年らしさもあった。仕事はだんだん忙しくなり、ノームやジョンの働きでテレビ出演の機会も来た。若者たちは僅かな時間でも、解放されると遊び興じた。ジョンは現在だけが大事で、結果などは気にかけない。ポールは苦労人の心配屋、そんなことからジョンがかねてからリンゴーの“やわらかさ”を苦々しく思っていたので、彼を除こうと冷たくあたっていたのが、いつのまにかほかの若者たちにも影響し、リンゴーはついにいたたまれなくなって仲間から逃げ出してしまった。ノームは頭に来て、わめきちらし、ディレクターはショウがぶちこわしと絶望する。残された3人はすべてを放り出してリンゴーを探しに街にとび出した。やがてリンゴーは世間の冷たさや、仲間の良さが身に沁みてわかるようになった。浮浪者として警察に連れて来られたリンゴーは、そこで保護拘留されていたジョンに会い、彼は策略でテレビ局に逃げこむことに成功、皆でリンゴーを救け出し、観客の待ちあぐねたショウは幕をあけた。そして次の仕事場へと、猛烈な勢いで突進していくのだった。…
「ビートルズがやって来る ヤア!ヤア!ヤア!」の解説
アラン・オーエンのシナリオを、リチャード・レスターが演出した、ビートルズの生活を描いたセミ・ドキュメントの青春ドラマ。撮影はギルバート・テイラー、音楽はジョージ・マーティンが担当した。製作はウォルター・シェンソン。出演はビートルズのメムバー、ポール・マッカートニー、ジョン・レノン、ジョージ・ハリソン、リンゴ・スター。ほかにウィルフリッド・ブランビル、ノーマン・ロシングトン、ジョン・ジャンキンなど。2000年にデジタル・リマスター版が制作された。その日本公開時に邦題が「ハード・デイズ・ナイト」に変更されている。
公開日・キャスト、その他基本情報
配給 | ユナイテッド・アーチスツ |
---|---|
制作国 | アメリカ(1964) |
上映時間 | 88分 |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「ビートルズがやって来る ヤア!ヤア!ヤア!」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。