第三独房 地獄の待合室 作品情報
だいさんどくぼうじごくのまちあいしつ
アメリカの某刑務所、デス・ハウスと呼ばれている一劃には死刑囚ばかりが入っている。彼らは電気椅子に送られる日を待っていた。彼らは独房から電気椅子までを、ザ・ラースト・マイル“死への道”といった。死刑囚の看守は残虐なドレイク(ドナルド・バリー)が担当していた。独房には通称キラーといわれるミアース(ミッキー・ルーニー)ら8人が収容されていた。ワルタースの刑執行の日が来た。彼の遺書を取りに来たドレイクの首を、かねてから彼を憎んでいたミアースが、鉄格子越しにしめあげた。ミアースは気絶したドレイクから鍵をとって、独房の7人を逃した。看守室になだれこみ、ミアースの指揮で彼らは看守を人質にして、刑務所長に逃亡用の自動車を要求した。所長はこれを拒否した。ミアースは人質を殺すと応酬した。武装した看守達と8人の間に射撃戦が始まった。死傷者が続出した。人質の看守の中に、所長の義弟がいた。ミアースは義弟を殺すと、所長を脅迫した。所長は断った。ついに人質のうちオコナース神父を残して、看守全部は殺された。ミアースは神父までも殺そうとした。遂に所長は決断を下した。8人のたてこもる建物に、手榴弾がつぎつぎに投げこまれた。建物は完全に破壊された。悪運強いミアースと、囚人1人と、神父は生き残った。しかし、弾薬もつき、抵抗はこれ以上無理だった。ミアースは機関銃の砲列の前に、悠然と歩いていった。
「第三独房 地獄の待合室」の解説
「殺し屋ネルソン」のミッキー・ルーニーを主演にした、監房の暴動を描く作品。監督は新人ハワード・W・コッチ、脚本をミルトン・サボトスキーが担当している。撮影はジョセフ・ブラン。音楽はヴァン・アレクサンダー。出演するのは他にクリフォード・デイヴィッド、ハリー・ミラード、ジョン・マッカリー、フォード・レイニー、ジョン・セヴン、マイケル・コンスタンチン、ジョン・ヴァリ、ドナルド・バリー、フランク・オバートン、レオン・ジャニー、クリフトン・ジェームズ等。製作はマックス・J・ローゼンバーグとミルトン・ザボトスキー。
公開日・キャスト、その他基本情報
配給 | 映配 |
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制作国 | アメリカ(1959) |
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