死刑囚に聞け! 作品情報
しけいしゅうにきけ
輸送途上の銀行の金40万ドルを奪ったフランキーは、金を人里離れた森に隠したが間もなく逮捕された。情婦のマーゴット(ジーン・ギリー)は金の隠し場所を知ろうとしたが、フランキーは口を割らぬまま青酸ガスで死刑にされることになった。マーゴットは青酸ガスで死んだ人間は死後1時間以内なら“メチレン青”という毒薬を用いれば生き返ることを知り子分のヴィンセントと、刑務所の嘱託医クレイグ(エドワード・ノリス)を色仕掛で口説き、フランキーの復活に成功した、だが慎重なフランキーは金の隠し場所を地図に書いたが、2分してマーゴットとヴィンセントに与えた。ヴィンセントはフランキーを射殺した。一方、刑事のポルトガルは、マーゴットの美しさに下心をもち、かねて接近を試みていたが、それと覚った彼女は、嫌がるクレイグに運転させ金の隠し場所に車を走らせた。途中マーゴットは、これも金を探しに来たヴィンセントを轢き殺し2つの地図で金の入った箱を見つけ出した。こうなってはクレイグも無用と、彼女は彼に拳銃を浴びせ金箱を抱え家へ戻った。クレイグは重傷の身を親切な通行人の助けでマーゴットの家へ運ばれたが有無をいわせず彼女を撃ち、自分も息絶えた。瀕死のマーゴットの許へ刑事ポルトガルが来た。女の頼みで金箱をあけたが、出てきたのは1ドル紙幣1枚であった。
「死刑囚に聞け!」の解説
ハードボイルドのギャング映画。スタンリー・ルービンの原作をネッド・ヤングが脚色、ジャック・バーナードが監督した。撮影ウィリアム・オコンネル、音楽はエドワード・ケイ。主演はエドワード・ノリスにジーン・ギリー。
公開日・キャスト、その他基本情報
配給 | アライド・アーチスツ=映配 |
---|---|
制作国 | アメリカ(1956) |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「死刑囚に聞け!」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。