豪勇ゴライアス 作品情報
ごうゆうごらいあす
古代ギリシャの都市国家テーベの王エミリウス(マーク・フォレスト)は、多くの神々の加護の下に不死身を誇り人々は彼をゴライアスと呼んで信頼を寄せていた。隣国ミケナエの王、エウリュスタイ(ボロデリック・クロフォード)はゴライアスの声望を嫉み怖れ、彼の領土を奪おうとしていた。エウリュスタイはまずゴライアスの祀る神の額からダイヤを盗み出した。しかし豪勇ゴライアスはすぎさまそれをとり返した。次ぎにエウリュスタイは王宮の女奴隷テア(フェデロカ・ランキ)に恋しているゴライアスウの弟イルス(フィリップ・ハーセント)に目をつけた。彼はイルスに、ゴライアスがテアに恋していると吹き込んで、兄を毒殺させようとするが失敗する。怒ったエウリュスタイはイルスを捕らえ、ゴライアスをおびき寄せる手段として巨象の下敷にさせようとする。だが巧みに敵の目をあざむいたゴライアスは弟を救い出した。しかしテアを忘れかねている弟の姿に、ゴライアスは転地を決意、愛妻デジャナラ(エレオノナ・ルッフォ)とイルスを連れテーベを出発したが、途中デジャナラが怪獣にさらわれてしまった。怪獣は倒したものの、デジャナラはエウリュスタイに捕らえられ地下の洞窟の恐竜の餌食にされようとした。守護伸のおつげで駆けつけたゴライアスは恐竜を倒すが、妻の姿はなかった。怒ったゴライアスはテーベの軍隊を率いてミケナエを攻略した。がゴライアスの目前でデジャナラを引き出し、蛇に穴に落すぞとおどす。豪勇の誇りと妻への愛の板挟みで苦しむゴライアスの姿に、見かねた女奴隷の1人がわが身を犠牲にしてエウリュスタイイを蛇の穴に落した。テーベに帰ったゴライアスを迎えたのは、イルスとテアの2人だった。
「豪勇ゴライアス」の解説
古代ギリシャの英雄ゴライアスを主人公にした歴史活劇。マルコ・ピッコロとアーチボルト・ザウンズ・ジュニアの原案・脚本をヴィットリオ・コッタファーヴィが監督した。撮影はマリオ・モントゥーリ。音楽担当はレス・バクスターとアル・シムス。イタリアで作られたアメリカ資本作品である。出演するのは2代目ゴライアスのマーク・フォレスト、ブロデリック・クロフォードなど。製作はアキレ・ピアッツィとジャンニ・フクス。
公開日・キャスト、その他基本情報
配給 | 映配 |
---|---|
制作国 | アメリカ(1961) |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「豪勇ゴライアス」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。