黒いジャガー 作品情報
くろいじゃがー
ニューヨークの黒人私立探偵シャフト(リチャード・ラウンドツリー)は、警察でも一目置くほどの、暗黒街と因縁浅からぬ腕利き私立探偵だった。ある日、彼はハーレムの黒人ボスのバンピー(モーゼス・ガン)の手下の訪問を受け、乱闘の末、1人がビルの窓から落ちて死んでしまった。部下がひどい目に合わされたにもかかわらず、今度はバンピーが直接、シャフトを訪ねてきた。彼の依頼は、愛娘マーシーの救出だった。バンピーは、それをベン(クリストファー・セイント・ジョン)が率いる黒人解放過激グループ“黒軍派”の仕業だと思っていた。シャフトとベンは旧友だったが、最近は会っていなかった。あちこち尋ね回った末、彼らの集会所を捜し当てたが、彼がそこに行った時、突然機関銃の掃射を受け、シャフトとベンの2人だけが、かろうじて逃げ延びることができた。一方、シャフトと顔馴染みの警部補のビク(チャールズ・チオッフィ)は、バンピーとマフィアとの対立に関わる不穏な動きをキャッチしていた。ビクはシャフトに協力を頼んだが、シャフトは何もしゃべらなかった。しかし、警部に呼び出されたおかげで、シャフトには誘拐の犯人の目星がついた。ハーレムの麻薬商売をバンピーに奪われたマフィアが、取り返しにかかったのだ。バンピーの娘を救出するには、ベン一味の協力が必要と考えたシャフトは彼にそれを申し出て、ベンは応じた。やがて、マフィアとコネをつけたシャフトは、マーシーの無事な姿を見ることができたが、奪回を焦った彼は、重傷を負ってしまった。ベンに助けられた彼は愛人エリー(グウェン・ミッチェル)のアパートで手当てを受けていたが、そこへ、ベンからマーシーがホテルに監禁されているという情報を受けた。もう一刻の猶予もなかった。シャフトはベンや彼の同志とともにホテルに乗り込み、奇襲作戦によって、マフィア一味を皆殺しにして、無事マーシー救助に成功した。
「黒いジャガー」の解説
ニューヨーク警察も一目置く黒人私立探偵の直線的な行動を描くハードボイルド映画。製作はジョエル・フリーマン、監督は「知恵の木」のゴードン・パークス、アーネスト・タイディマンの原作をタイディマン自身とジョン・D・F・ブラックが脚色、撮影はアース・ファーラー、音楽はアイザック・ヘイズ、編集はヒュー・A・ロバートソンが各々担当。出演はリチャード・ラウンドツリー、「ボクサー」のモーゼス・ガン、チャールズ・チオッフィ、クリストファー・セイント・ジョン、グウェン・ミッチェルなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1972年4月1日 |
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配給 | MGM |
制作国 | アメリカ(1971) |
上映時間 | 100分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-10-06
アイザック・ヘイズの黒いジャガーのシャフト主題歌もNHKラジオ深夜便ロマンチックコンサート,ハートフル・ソウルの中で