キラー・エリート(1976) 感想・レビュー 1件

きらーえりーと

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P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★☆☆
投稿日
2023-11-27

「キラー・エリート」は、西部劇の人気が落ちて、映画作りが難しくなったサム・ペキンパー監督が、何を思ったのか、自身の資質と異なるスパイ・スリラーを題材に選んだ異色作だ。

CIAの下請け専門の民間援護組織「コムテグ」の腕利きエージェントのジェームズ・カーンは、仲間のロバート・デュヴァルに裏切られ、撃たれて瀕死の重傷を負ってしまう。

苛酷なリハビリで「コムテグ」に復帰したジェームズ・カーンは、台湾の政治家のボディガードを命じられるが、政治家を狙う謎の殺し屋集団が現れて---------。

あらすじだけみると、面白そうだが、脚本を書いたスターリング・シリファントの妙な東洋趣味が前面に出ていて、忍者が出てくるのには参った。

しかし、この映画は忍者軍団のみが印象に残るのもまた事実。
サム・ペキンパー監督作品の中でも、最も人気の低い失敗作だろう。

最終更新日:2023-12-07 16:00:02

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