キッス・タイム 作品情報

きっすたいむ

若い広告業者のデューク・クロフォードは、新著出版のことで、女流神経病理学者のJ・O・ローリング博士を訪問した。彼の多少常軌を逸した行動をみて、彼女はデュークを患者だと思い込んでしまった。デュークには、ミシェール・ベネットという許婚があった。彼女はまた彼の大きな得意先の1人だった。デュークは、博士の許から送り帰されて、初めて博士を愛し始めている自分に気がついた。彼は、博士を忘れるため、神経の発作に悩みながら懸命にミシェールを愛しようとした。一方、デュークが送り帰されて、喜んだのは、博士の同僚フィルド博士だった。彼はローリングに参っていたのである。しかしローリングも、デュークが去ってみると、やっと自分が彼を愛していたことに気がつき始めた。デュークはいよいよベネットと結婚することになり、お別れにローリングのキャンプを訪ねた。そこには彼女が待っていた。てんやわんやの騒ぎのあと、2人は結局お互いの愛を告白しあった。

「キッス・タイム」の解説

プロデューサー・ライターのアルバート・J・コーエンと、ジャック・ハーヴェイの書下ろしシナリオを、「接吻売ります」のリチャード・ウォーレスが監督した、1948年度作品。撮影はアーネスト・ラズロ、音楽はウォーナー・ハーマンが担当し、製作は、ユージン・フレンクと、主演者のロバート・カミングス(「カナリヤ姫」「美しき被告」)である。カミングスの相手には「夢のひととき」のヘディ・ラマーが主演し、戦前欧米各国映画のスターであったアンナ・ステンが顔を見せる他、「楽し我が道」のロバート・シャイアン、ハリー・アントリム、メアリー・トリーンらが助演。

公開日・キャスト、その他基本情報

配給 松竹洋画部
制作国 アメリカ(1948)

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最終更新日:2022-07-26 11:04:05

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